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からだのはなし#14 春の眠気のはなし

暦の上ては春を迎えて日が伸びて暖かい日も少しづつ増えてきました。

春のポカポカ陽気になるとウトウトと眠くなる方もいると思います。

春はなぜ眠たくなるの?

主な原因は3つあります。

1.日中と朝晩の気温差による自律神経の働きが乱れる。

体温調節をつかさどる自律神経は5℃以上の気温の変化に対処できないために気温差のある春先は働きが保ちにくくなります。

2.睡眠ホルモン『メラトニン』の分泌量が影響する。

日照時間の短い冬は睡眠時間が長くなることが多いのですが、春になると少しづつ日照時間が伸びてきて体の働きにも変化が出てきます。体が慣れていない春先は睡眠不足ぎみになり日中に眠たくなることがあります。

3.気温上昇により皮膚表面への血流量が増え、脳への血流量が一時的に下がる。

乾燥しやすい冬の影響で体内での水分量が少なくなっていることがあります。体全体へ満遍なく血液を送り出すことが出来なくなると上部にある脳への血流量は一時的に下がります。頭がボーっとしやすくなって眠たくなることがあります。

眠気を予防しよう。

1.朝晩は体が冷えないように温かい恰好や環境を作る。

 ⇒気温の変化から体を守る。夜はお風呂にゆっくり浸かり体を温めます。

2.なるべく早寝早起きを心がけて朝日をしっかり浴びる。

 ⇒体内時計のリセットをする。

3.水分をこまめに摂って適度な運動をする。

 ⇒日頃から全身の血行を良くすることを心がける。

それでも眠たい。脳をスッキリさせるには?


1.ゆっくりと深呼吸をする。

2.ストレッチをして体を伸ばす。

3.適度な運動や体操をして全身の血行を良くする。

4.整体や足つぼやヘッドスパなどの体のケアを受ける。

眠たい原因は他にも花粉症や食生活の乱れなどが影響している人もいます。

日頃の疲れやストレスは溜めすぎないようにしてください。

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