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何千年も前から『世も末』…新人類が還暦に!(笑)〜「最近の若いもんは」vs「大人はわかっちゃいない」の永遠の戦い

現在2023年です。
明治の文豪たちがちょこちょこ『世も末』という表現を使っており、遡ること約2000年前の書物にも『世も末』との表現がある。もちろん紀元前にも民衆は『世も末』という表現を使っていたようで…いったいいつが本当の『世も末』なのだろうか(笑)

これは記憶を美化する現象によって起こるらしい。

つまり人間(もっぱら年寄り)は現在よりも記憶に残った過去の方を『良いもの』として捉える癖があるようです。
「そんなことない、今までロクなことなかったし、記憶が必ずしも良いものではない!」
と反論される方もみえると思うが、記憶さえも美化していない人が現在を「美しい」「幸せだ」と感じていることもまずないので却下w
この方の場合は数年前からすでに『世も末』だったとみる方が合理的ですよね。

『世も末』と同義で汎用性が広いのが『最近の若いもんは…』のお馴染みフレーズ。記憶に新しい(?)ところでも、西武ライオンズの全盛時代に工藤公康投手や清原和博選手らの世代は『新人類』と呼ばれ、若いもんは不可解だ…という象徴になっていたが、現在還暦を迎えている。

新人類が還暦って…新興住宅地がいつまで新興なのかという話に似ている(笑)

「記憶の美化」と「新しいものへの拒絶反応」は比例しているようで、記憶の美化が甚だしいと新しいののへも壮絶な拒絶反応になるようですねw

現在だとリモートワークやズーム飲み会などに拒絶反応を示しているオジさんたちが、それに該当するのだが
新しいものへの拒絶感=記憶の美化=世も末
という公式が成り立ちそうですね。

なお自分が理解できない世代のことを新人類と呼び「最近の若いもんは…」とぼやいているオジサンたちは、若い世代から逆に「大人は何もわかっちゃいない」と言われているのだから、全く実のない価値観なんですね。人の世は面白いですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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