イベントハイスコアランキング上位を目指してみた話【デレステ】
最近寒いですね。デレステでは8ユズキ8って名前でやらせてもらっているとしおと申します。今回はデレステでランキング上位を目指して頑張った話です。
元々はイベント当日の話をメインに書くつもりでしたが、気付いたら半分以上ここ1年ぐらいのガチャの話になってました。ゴメンナサイ。
ランキングの種類と動機の話
デレステには大きく分けて2種類のランキングがあります。1つは『イベントptランキング』で、これは楽曲を遊ぶともらえるイベントptで競うものです。睡眠時間を削りに削って...みたいなのはこっちのランキングの話です。
もう一つは『ハイスコアランキング』です。楽曲を遊んだ際のハイスコアで競うランキングで、今回頑張ったのはハイスコアランキングの方です。
ハイスコアと言ってもアーケードの音ゲーのように『理論値=全国1位』とはなりません。キャラの強弱や育成によって、プレイの出来栄え以上にスコアが変動するのがアイドル系音ゲーではお馴染みのシステムです。
ハイスコアランキングで上位を目指すためには音ゲーの腕前はもちろん、強いキャラを引いた上で育てておく必要があります。
ランキング上位を目指す上での動機は所詮『やってみたかった』程度のものです。ハイスコアランキングを選んだのもイベントptの方は睡眠時間を削ってまで戦う必要があり過酷だろうな~という理由で避けたためです。
イベント時(左)と常設時(右)の順位比較。人口1/5ぐらいになった???
またデレステでは『楽曲ランキング』というものが各楽曲に常設されているのですが、こちらはどうもイベント時に対してスコア詰めている人が少なく虚しさがあったのである意味""本番""のイベントで一体自分がどれだけやれるのかを試してみたかったというのがあります。
過去最高順位のTHE VILLAIN’S NIGHT(167位)
ちなみに過去アタポンイベの戦績としては先にも載せた『パ・リ・ラ』で190位、そして『THE VILLAIN’S NIGHT』で167位です。他はとりあえず金トロが取れて、3桁に入れればいい方かな~ってぐらいです。
パリラは非ライスパのコーデ編成、THE VILLAIN’S NIGHTは9秒Wブーストが理想だったところを11秒Viレゾの智絵里入りと、いずれにせよ理想編成ではなく理想一歩手前の貧乏編成で挑んだ結果です。
これでも十分満足はしていましたが、じゃあ理想編成を持っていたらどこまでいけたのかと気になってしまったのが今回スコアタを頑張るに至った動機です。
上位を目指すにあたっての準備 - 計画編
前述の通り、音ゲーの腕前だけでは上位を目指せません。理想編成となるキャラをガチャで引く必要があります。要は課金です。
とは言っても無尽蔵に天井までガチャを回す財力もないですし、そんなことをしていてはデレステで自己破産した人になってしまいます。
そのためまずはどの編成で上位を目指すかの計画を練ることにしました。
2020/9/30実装[永遠の結び愛]佐久間まゆ
時は2020年夏、当時シンフォが未登場であり完成すれば最強格となるであろう11秒レゾ編成にガチャのフォーカスを当てていました。
そして11秒シンフォの[永遠の結び愛]佐久間まゆが登場。想定より早い実装ではありましたが貯蓄石を全放出してまゆを引き、その勢いのまま天井で仁奈を取り強力な編成が組めるようになりました。ただし特訓前芳乃までは手が回らず理想には一歩届かない状態です。
迎えた10月『THE VILLAIN’S NIGHT』では167位、理想編成を用意できなかった悔しさもありつつ、また石を貯めて天井で特訓前芳乃を引けばいいか~ぐらいの気持ちでいました。
ちなみに、この9月末の『シンデレラフェス』は初めてフェスの開催周期が2ヶ月→1ヶ月へと変更された回でした。当時は丁度アニバーサリーの時期だったのと、公式から開催周期変更の発表があったわけでもないので『アニバでアクティブユーザーが増えてるうちに集金したいんだろうな~』ぐらいの考えでしたが・・・。
2020/10/31実装[ワナビー・レジェンド]多田李衣菜
ここで事件が起こります。新特技『リフレイン』の実装です。
THE VILLAIN’S NIGHTのイベント終了からわずか3日後、2020年10月31日に突如新特技のリフレインを引っさげてフェス限李衣菜が実装されました。
そもそも10月末のフェスが開催される=本格的にフェスが1ヶ月周期になったことにも驚いていたのですが、まだ当時はシンフォニーもレゾナンスも未実装秒数/特化が存在しておりそんな状況下でのまさかの新特技実装にはかなり驚いた記憶があります。
リフレインの実装と同時に従来編成の時代は終わりを告げることになります。11秒レゾが天下を取っていた期間わずか1ヶ月。これはひどい。
さらに激動の時代は続きます。2021年1月15日には『シンデレラフェス ノワール』の開催が決定され、これにより毎月2回フェスが開催されるようになりました。わずか4ヶ月でフェスの開催間隔が2ヶ月→半月になり、当時はサ終の噂も立っていました。
実装された楓さんが(性能的にもシステム的にも)ぶっ壊れだったという話もありますが、今回はあまり関係ないのでスルーで。
ここまでの状況をまとめるとこうなります。
・2020/9/30 11秒シンフォ実装、天井で理想編成一歩手前まで完成
・2020/10/28 イベント『THE VILLAIN’S NIGHT』167位
・2020/10/31 リフレイン実装により環境一変、フェス周期が1ヶ月毎に
・2021/1/15 『シンデレラフェス ノワール』開催、フェス周期が半月毎に
かなり混沌とした状況ではありますが、『流石にここまでぶっ壊れ新特技連発したんだししばらくは出さんやろ~~~~』という推定と、12月末のフェスで7秒Voリフレインのほたるが実装されたことによりある程度の見通しがつきました。
7秒は元々の手持ちが貧弱すぎてリフレインを引いたところで理想編成が組めないこと、そもそも既に李衣菜やほたるを引いている人には育成速度で勝てない&頑張ったところで同条件にしかならないという視点で、一旦7秒の理想編成を作ることは諦めました。
狙うのであれば9秒か11秒のどちらかですが、基本的には特技カバー率の観点から11秒>9秒>7秒の順で強いとされているので、同じ費用で狙うなら11秒の方が強そうです。
しかしまゆの際に11秒の天下がわずか1ヶ月で破壊されたという苦い経験や、仮に7秒→9秒→11秒の順に実装されるのであれば再び同様の事態が起こるリスクが高いと考えました。9秒は手持ちも結構揃っていたのでコストを抑えられそうというのもあります。
最終的に、9秒リフレインの理想編成を組むという方針に決定しました。
上位を目指すにあたっての準備 - 実行編
いよいよ実行編(という名のガチャ)に入ります。前述の通り9秒リフレインが真の狙いです。しかしサービス開始当初から単色Paをメインにしていた自分としては拓海をスルーすることも出来ず、2021年2月のこのタイミングで貯蓄石を全開放します。
拓海とは・・・???
なお天井で取ったのはりあむの模様。拓海は道中で2枚引けたので・・・Da9秒の待ちを作る意味やそもそもDaレゾを1枚も持っていなかったとか全属性パレード理想張れるとかそんな理由でりあむスカウトです。目標ブレッブレである。
犯罪者の引き
4月末には無料10連で9秒Voレゾとなる響子を召喚しました。おいしい。
想定外の事態としては5月末のブランフェスでシナジーの2周目が実装されたことです。スコア的には特訓前リフレイン≧2周目シナジーだったので理想編成が入れ替わることはありませんでしたが、それでも今回のイベントで言えばTOP100には入れそうなスペックでした。
同時実装の比奈(9秒Viレゾ)も含めてあまりにも今の自分に都合が良すぎるフェスだったのでとりあえず手持ち石全ツッパしました。結果的には春菜こそ引けなかったもののしっかり比奈は引けました。加えてこのガチャにはUNEI君の不備があった関係で石がガッツリ戻ってくるという事件があったということを記しておきます。
そして6月末、ついに待望の9秒リフレインとなるこずえが実装されました。ビジュアル特化なので丁度先月に引いた比奈が生きてきます。とにかく金欠なので割引石を上手く使いながら回します。
結果的には約200連で特訓前後を用意することができました。本来ならここまで回したのであれば天井に頭をぶつけるのがセオリーなのかもしれませんが、理想編成が完成したのともう限界なのでここで打ち止めました。
こうして見るとこの半年間はガチャ引きすぎですね。自分では賢く立ち回ってるつもりでしたが、傍から見たら完全にギャンブル中毒の人にしか見えません。課金はほどほどに。
無事理想編成を引いたところで、次は育成フェーズに移ります。智絵里を除き全員ゼロからのファン活を行いました。主にライパで稼ぎ8月時点で莉嘉300万/こずえ327万/比奈500万。その後カーニバルやパレード等のイベントで稼ぎましたが、理想編成を揃えたことによる燃え尽き症候群を徐々に発症しどんどんペースは低下していきました。
幸い、9月のカーニバルからはスタミナ2倍消費時にファンも2倍になるという仕様変更が行われ爆速でのファン活ができるようになりました。この恩恵は非常に大きくなんとかイベント初日時点には画像のファン数まで集めることができました(全然足りてない)。
プロデュースレシピはこずえに5枚、智絵里に5枚の計10枚使用しました。こずえ以降のイベントは可能な限りレシピを取るようにしてなんとか5枚分は確保しましたが、こずえを引いた時点でのレシピ所持数は0枚でした。
こずえ以前のイベントをサボっていたのかというとそういう訳でもなく、Coのサポメン要因分だったりカーニバルのポテブース要因等、レシピを入手した瞬間にその時々必要な箇所に使用してしまっていたので貯蓄が0枚だったというわけです。
これについては最上位陣は『レシピ貯蓄』という戦略を取っていて、要はイベント当日までどの編成が理想となるのかは分からないのでレシピを貯蓄しておくというものです。この戦略は全く知識になく『ああ、そういうのもあるのか』と感心しました。
まぁどちらかと言えば自分の場合9秒一点掛けだったので複数の選択肢があるわけでもなく、サポメンやポテブース等の誘惑に負けたという方が正しいです。ガチャといいこの人目標ブレブレじゃない??
イベント前半
ここからはどうしようにもない部分ですが、狙いの全属性曲アタポンイベントが開催されるまでの間に『新特技が実装される』『11秒リフレの実装』『7秒の方が強い』『肝心のイベ曲がフルコン出来ない』等いくつかのリスクは存在していました。
実際9月には新特技のミューチャルが実装されたり(全属性曲には無影響)、同じく理想入りとなる9秒Daリフレの森久保が実装されたことで相対的にライバルが増えることもありました。
また9月のアニバーサリーガチャではブレス編成のパーツが初めて揃い、新たなる強編成が現れることとなりましたがそれはまた別の話。
イベント当日、15時にアタックを開始しました。とりあえず計算機を回したところ7秒の方が強いということはなく一安心、マスプラ難易度も☆29ということで一安心、さて実際プレイしてみるとバカ難しいと来ました。
なんだこれは????多分10回ぐらいフルコンに掛かりました、☆29でこれはやばい。そしてやっとの想いでフルコン出来たのが15:35頃です(画像のリザ)。よくAPできたな。
ちなみに今回のイベント、初めてGRAND LIVEが使える上に4倍消費でもろもろ4倍入るようになったアタポンイベです。前回はGRANDに不具合があったので最速で走れるようになったのは今回から、ということで初日はかなり放置しまくってました。イベントランナーかな???
加えて言えば放置編成がかなり組みにくい曲だったので謎に放置編成を編みだすのに燃えていた気がします。なのに結局ほぼ全手動です。
初日終了時点でこんな感じの立ち位置です。このあたりでGRANDを放置で回すのってめっちゃ勿体なくねってことに気付きます。遅い。そしてGRANDのアンコール編成を崩し、莉嘉とこずえのファン活を爆速で始めます。
そんなこんなでようやく全員のファンを1000万人まで上げることが出来ました。こずえは2日で300万人、莉嘉も5日で400万人近く稼ぎました。本当仕様変更さまさまです。これにてようやくスコアタのスタート地点に立つことが出来ました。
イベント後半
イベント折り返しとなる10/23時点でのスコアで、この時点でのプレイ回数は大体150回ぐらいです。
回数をこなしている分、流石に譜面にも慣れてきましたが今度は癖が付いて苦しみはじめます。主に右中指が思い通りに動かなくなってきたので左手2本、右手1本にしてやり過ごしました。
ファン活も終わったということで、この辺りから本格的に巻き込みを意識し始めます。シミュで特技発動タイミングを確認し、まずは簡単に決められそうなところから決めていきます。
イントロの遅スライド(左上)、Bメロの遅フリック(右上)、サビの遅フリック(左下)、落ちサビの遅フリック(右下)はかなり簡単に決められそうだったのでこの時点から積極的に狙いにいきました。他にも数箇所(イントロの早同時押し等)ありますが割愛します。
巻き込みを意識し始めたこともあって、翌日の10/24には2379455というスコアを出すことができました。前日から7000近く伸ばしましたが、簡単な巻き込みで伸ばせるのはこの辺がいいところです。
そして24日の夜には2383883というスコアを出すことができました。
ここが一つのターニングポイントで、ここからずっと2384xxxで微更新を繰り返すだけの機械になってしまいました。
これ以上のスコアを出すためには攻めた巻き込みを成功させる必要がありますが、特に難しいのが画像の2箇所(左:サビ序盤、右:ジグザグスライド地帯の後)です。この2箇所に共通して言えることは巻き込みとか関係なくただただ難しいところに巻き込みが入るということです。ここがとにかく難しく、偶然巻き込みに成功したとしてもプレッシャーに負けてその後でミスる始末でした。
しかし回数をこなすことで徐々に上達し、10/27頃にはイントロ~Aメロ~Bメロまでの巻き込みはノーミスで通せることも多くなってきました。この場合上画像の難しい巻き込みのどちらかを成功させた上で、残り全部通せば238万後半で更新できるだろうという見通しは立っていました。
そしてスコア的には大きな更新がないまま最終日を迎えます。最終日ということもあり周囲のプレイヤーもスコアを更新する中、ついに自分もスコアを更新することができました。
イントロ終わり時点で260536、サビ前で860608、ここまでは完璧です。その後の例の難しい巻き込み地帯の前後でGREATを3つ出してしまい、うち2個は特技区間で出したので大きな減点です。
586コンボ時点で12093xx、ここは最大1212xxxまでは見ていたので3000点ぐらいは落としていることになりますね。そして例のジグザグフリック地帯の後の左フリック巻き込み、ここで3つとも巻き込みが入りました。
その後落ちサビのスライドを掴んだ時点で1691980、GREATでの減点を加味しても十分高い方の数字が出せています。その後の871コンボ付近のタップも特技発動内に叩けているはずです。
946コンボのLNを掴んだ時点で2218134、明らかに自己ベの数字で勝ちを確信しました。
最終結果・感想と反省
そして迎えた最終結果、順位はかなりの僅差で15位でした。なんとしてでも238万後半は出したいと思った中でこのスコアが出せたので満足です。
上位陣ではまず3位と4位が巻き込み含めてほぼトリコ理論値というとんでもないスコアを叩き出していました。やばすぎ。5位までが240万オーバー、確か11位までが239万オーバーといった具合でした。239万は個人的にかなり絶望的なスコアだったので上位陣とは大きな差を感じました。
1位と2位、そして9位の方においてはブレス編成(コンセ入り)で別世界の戦いを繰り広げられていました。トリコ勢との異種格闘技、そして白熱する1位争いと下の方から眺めていましたが、この凄さは自分には語れないので・・・とにかく凄かったと言っておきます。
反省点としてはまずレシピ不足、本気で上位を目指すのであればサポメン要因やポテブース要因に振っていたのは無計画すぎでした。ガチャについても衝動的に引きすぎなのでもう少し抑制しないとまずいですね。
あとイベント開始にファン活が間に合っていなかったのも結構まずかったです。もし真似する方がいれば理想編成を揃えた後の燃え尽き症候群には本当に気をつけた方がいいと思います。
ともかく自己最高順位となる15位を取れたことは非常に嬉しいです。今後は来たる新特技実装に向けてひたすら無償石を集める生活に戻ろうと思いますが、それまでにまた全属性アタポンが開催されることがあればより高い順位を目指したいと思います。
最後に、イベントに参加された皆様、共に闘ったスコアタ勢の皆様、素晴らしい楽曲を制作していただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。そしてこの文章を最後まで読んでいただいた皆様に感謝申し上げます。
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