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受動文のバリエーション

受動文のバリエーション
受動文の基礎ができたところで、やや複雑なタイプの受動文に進みましょう。とはいっても、代表的な文の形を暗唱で頭に入れればすぐに作れるようになりますよ。
(A)授与をあらわす受動文
(a)Mary was given a trophy.
(メアリーはトロフィーを与えられた)
(b)I was offered the job,but I turned it down.(僕は仕事をオファーされたけど断った)
文が少しだけ複雑になりました。given a trophy(トロフィーを与えられた)。どうしてこんな文が生まれるのでしょうか。
 受動文が「能動文(通常の文)では目的語となる。行為が向かう対象を主語に置く」文だということを思い出しましょう。授与形は通常次のようなかたちをしていましたね。そう、授与型の目的語(メアリーに)を主語にしたから、given a trophyとなったというわけ。主←ーーー|
    give Mary a trophy
動 目(〜) 目(〜を)
ただ、ネイティブはこうした複雑なプロセスを意識して受動文を作っているわけではありません。Maryを主語に置き、given a trophy(トロフィーを与えられた)ダイレクトに過去分詞で説明を加えているだけです。さ何時も音読。「目的語を主語に」なんて考えないでダイレクトに作れるようにするんだよ!

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