涎

通り抜けたら万華鏡

暖簾のれんを潜ってほー法華経

そうだ、あそこへ行こう

万人に開かれた花園へ

こっ酷く打ちのめされて青あざ

とめどなく溢れる歓喜団

これ以上の終止符はないのに

茶化してお粗末さ、エイメン

これ以上の導入部はないのに

逆撫で七分袖さ、膝栗毛

なんくるない　なんくるない

昨日はどん底でも

昨日はどん底じゃなかったと

更新してひけらかす

真っ赤なボディー

何事もなかったかのように

ド級に弾む笑顔

Take it easyは

信念単位

爆発覚悟の口内炎

心中覚悟でK点越え

それを保つは決死で会得した技術か

それを保つははたまた男の浪漫と知性か

はたらけ、はたらけよ

夢中で涎をはためかせ