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「今」しか体験できないインタラクティブミステリー『Project:;COLD1.8』に乗り遅れるな!

どうも、とったんです。

ぼくの自己紹介なんてどうでもいい。
ついに。ついに「アレ」の続編が始まった。
その名は・・・「Project:;COLD」。

前にも紹介記事を書いたが、あの時は終了後だった。
だが、今回は違う。なぜなら今日から物語が動き出したのだから。
厳密にいうと数日前からイントロダクション的なのは動き出してたが。
ファン的には「みやまん」のメンバーが動き出してからが始まりなのだ。

公式のアナウンスだと前作を知らなくても楽しめるストーリーになっているそうで、今作からの「参加」でも大丈夫。
サブキャラクターのキャストも発表され、今作からの新キャラが物語に関わってくるようだ。

とはいえ、「Project:;COLD」はゲーム(ソシャゲや携帯・据え置きのゲーム)やアニメなどのメディアミックスとはちょっと違う、特殊なコンテンツである。「物語が動いてる」って言われてもピンとこないし、そもそもどこでストーリーが進んでいるのか、どうやって参加すればいいのか分かりにくいかもしれない。

そこで、今回の記事では「Project:;COLD」という作品の、前作までの簡単なあらすじ、楽しみ方などを紹介していきたいと思う。
願わくばこれを読んでいるキミも「融解班」の一員となって、ここでしかできない体験を味わってほしい。

・「Project:;COLD」とは

「Project:;COLD」とは、「現実と仮想が交錯する不可逆性SNSミステリー」である。
簡単に言うとSNSやインターネットを駆使した謎解きアドベンチャーゲームである。ジャンルとしてはARG(代替現実ゲーム)にあたる。

物語は基本的にTwitterを通じて展開していく。
ガールズバンド「都まんじゅう(通称みやまん)」のメンバーはそれぞれTwitterのアカウントをもっており、日常生活や趣味、何気ないことをツイートしている。
プレイヤーであるぼくたちは、みやまんのメンバーたちとSNSを通じて交流することが出来る。例えばリプライを送るとたまに返信をくれたり、提案をすることでそれに従ったりすることもある。ただし、あくまでそれは彼女たちの意思によるものでこちらの指示に必ず従うわけではない。

そんな中で、彼女たちは自力では解けない謎(暗号)を発見し、Twitter上にアップすることがある。
プレイヤーはこの謎を解くことで物語を進めていく。
ちなみに、謎を解くことになるプレイヤーのことを「融解班(ゆうかいはん)」と呼ぶ。

さて、ここまでだとちょっと風変わりな謎解きゲームぐらいのものだが、ここまではこの作品のほんの一部に過ぎない。
次は多くの人を引き付けた「物語」を紹介しよう。

・サスペンス、オカルト、ホラー、SF・・・二転三転する「みやまん」の物語(case.613)

前作(case.613)では、どんな物語が展開されたのか振り返ってみよう。

「みやまん」メンバーの通う高校の文化祭でライブを行うので、その宣伝のためにTwitterアカウントを作った「みやまん」の六人。
準備を着々と進めている様子がツイートから伺え、無事文化祭ライブを成功させる。

文化祭を終えたある日、メンバーのリーダーの佐久間ヒカリは「血の人形・再来事件」という事件を見つけ興味本位で調べることを他のメンバーに提案する。そんな最中。


佐久間ヒカリの死亡がTwitterで報告される。


当時、サスペンス要素のアナウンスが全くされていない状態だったので「なんか新しいVtuberの企画かなー」くらいに構えていた融解班は衝撃を受けることになる。
そして、残された他のメンバーは「みやまん」のyoutubeチャンネルに佐久間ヒカリが「血の人形・再来事件」の呪いによって殺されたかもしれないこと、同様に自分たちも殺されてしまうかもしれないから助けてほしいという旨の動画をアップする。

そのあまりにも迫真すぎる様子から動画冒頭にこれはフィクションであるという一文が添えられるくらいの怯えぶりである。
その様子はぜひ自分の目でご覧になった方がいい。

そして呪いに呼応するかのように13日周期で次々とメンバーが殺されていく。やがて残されたメンバーは憔悴していき、ある者は事件のことをしらべなければよかったと後悔し、ある者はメンバーの中に殺した犯人がいると疑いだしパニックに陥りだす。

そして最後の一人、青島玲子は死んでしまったメンバーに謝りつつyoutubeでライブ配信をしている途中で交通事故に遭い死亡してしまう。
彼女たちの死を止めるために奔走した融解班全員が絶望したその時。
思わぬ助っ人が現れる。

未来の世界の謎の人物、イオリ・ハートフィールドが接触してきた。
彼によると「血の人形・再来事件」の謎を解くことで「みやまん」のメンバーを救うことができるらしい。

融解班の助力を得て事件の真相にたどり着いたイオリ。
それは、不可抗力による悲しい事故だった。
イオリはすべてのきっかけになった時間に「銀の弾丸」というアイテムを打ち込むことで過去を変え、「みやまん」メンバーの死の連鎖が起きる因果を断ち切ることに成功する。

こうして全員無事に生存し物語は幕を閉じた。

はずだった。

・Twitterアカウントをフォローして、キミも参加しよう!

そんなこんなで大団円を迎えた「Project:;COLD case.613」。
だが、不穏な要素がED中に残されていた。
最終回に当たる配信の最後に一瞬映る謎の英文。
訳すと「シラノの殺害に失敗したが、希望を守ることに成功した」。
シラノは「血の人形・再来事件」に関わる宗教団体が崇拝する存在。
まだ本当の意味で終わったわけじゃないようだ。
さらにEDのクレジットの点滅している部分が実は暗号になっていて、それを解くとSIRANOREIKOとなり、Twitterでそのアカウントを調べると「すべてはここから始まる」という意味深なツイートをしていた。

そんな流れを受けて始まった「Project:;COLD1.8」!
ここから先はまだ誰も知らない。
これから紡がれるストーリーをみんなで体験しよう!

最新のストーリーはTwitterで追いかけよう。
公式Twitter(@ProjectCOLD_613)やみやまんメンバーのアカウントをフォローして物語を楽しもう。
みやまんメンバーはそれぞれ本名を用いた表アカやサブアカをもっているぞ!また一部メンバーは裏アカを持っていて、そこから得られる情報も…。

みやまんメンバーは基本的に仲がよいのだが一部ではギクシャクした過去があったり、一筋縄ではいかない関係である。実写の背景に3Dモデルのキャラが織りなす絶妙な空気感がこの作品を形作っている。

彼女たちには彼女たちなりの生活があり、ツイートも生活感のあるものが結構ある。一方で知られると都合の悪いことやメンバー内で内緒にしていることは例え信頼している融解班に対しても隠したりすることもある。この「リアルに生きている」感が前作で多くの人を感情移入させた要因である。

また、彼女たちが所属している学校や劇団、作中に出てくるオカルトサイトなどはググると実際にホームページが出てくる。謎解きに使うヒントになるかもしれない。

また、みやまんメンバーが大きな決断をしたときはYouTubeで動画がアップされることがあるぞ。

もし、「自分、謎解き苦手なんすよね…」って人がいても大丈夫!
融解班には謎解きガチ勢が結構いて、謎が提示されるや否や爆速で解かれたりしている。だから、謎解きはその人たちに任せて自分はストーリーを追いかけて楽しむだけでもよし、登場人物やストーリーの考察に集中するもよし。楽しみ方は人それぞれである。

・この作品は「不可逆性」SNSミステリー

リアルタイム性が売りの「Project:;COLD」。そのため起こった出来事は基本的に「不可逆」である。その決定に関わるには、参加するにはその場にいないといけない。
それに、終わった後だとログを読む形になり、ライブ感が損なわれる。
(一応前作は公式サイトのストーリーでまとめてあるが)
目いっぱい楽しむには「今」参加するしかないのである。

という訳でつらつらと書いてきたけど、言いたいことはただ一つ。
みんな、「Project:;COLD」に参加しよう!


更新頻度は低いですが、サポートしていただけると生活が少しばかり潤いますので、更新頻度も上がるでしょう。