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シーリング上の塗膜割れを活かした商談術!


こんばんは 塗装屋コンサルです。

今日は『シーリング上の塗膜割れを活かした商談術』についてお届け致します。



塗装屋のメンテナンス案件でも比較的多いのが、シーリング上の塗膜割れです。


これは業者にとって減らすことが出来ても防ぎ切ることは出来ません。


後打ちにすれば、塗膜割れは防げますが、また別の不都合が出てきます。

(塗装屋さんならなんとなく察して頂けるかと思います)


では、この問題とどう向き合うか。




私はこのデメリットを商談の際のメリットに変換しています。



私は商談の際、シーリング上の塗膜割れが起こることを正直に伝えます。


そして、過去に塗膜割れのメンテナンス依頼が出ていることも実際の写真を見せて伝えます。


この時重要なのはどこに頼んでも起こりうる問題ということをしっかりと理解してもらうことです。


そうすれば、どこも同じなので、この内容を伝えてもまず他社より自社が劣るといったことはありません。



その上で次はそれに対する自社の対応を伝えていきます。



ちなみに私は外壁塗装の色に合わせたシーリングを先打ちします。


理由は例え塗膜が割れてきてもあまり目立たないからです。


先程、実際に塗膜割れの写真を見たお客様にこの方法を提案するとすごく安心してもらえます。


そして、割れが起こることもしっかりと受け入れてもらえます


さらに、そんな先のことまで考えてくれているのかと信頼度もあがります。




この手法のメリットは


1,塗膜の割れを理解してもらうことができ、メンテナンス対応が減る

2,誠実な対応とお客様思いで信頼度があがる

3,他社との差別化ができる


これにより、成約率もあがります



正直、塗膜割れを全く伝えない業者や補償対象外と言って対応もしない業者、メンテナンス対応はするが、事前には伝えない業者などもたくさんあると思います。



少しのコストは掛かりますが、私はトータル的にみて、先程の方法を使う方がコスパが良く、何よりお客様との関係もより良いものになりますので、すごくオススメです。



今回の内容はシーリングだけでなく、他のことにも応用できると思います。



一見マイナスに思うことも考え方次第でプラスに変換することは可能です。



何事もプラスに変換する習慣をつけることが大切です。



記事を読んで頂きありがとうございました。

少しでも皆様のお役に立てれば光栄です。

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