「ともだち」っていいな~「バロチェのなつやすみ」~
不安なときに、そっと隣りに座っててくれる。
言葉がなくても、いたわってくれる気持ちが伝わってくる。
お互いに無理をしなくて、ただ一緒にいるのが楽しい。
「ともだち」っていいな。
遠いようで近い。近いようで遠い。
もう会えないかもしれないのに、必ずまた自分の人生でいてほしい時がきて、その時は必ず出会える確信がある。
文化が違っても、習慣が違っても、もちろん性別や肌の色なんかが違っても、心でつながることができる。
時々心の目で探す。あの表情、声、交わした言葉。
そしたら力が湧いてくる。
周りと上手くやれない。自分のことを理解されいない。わたし、ひとりぼっちかも。。って思うこともある。
でも「ともだち」は必ずいる。頭でっかちにならないで、心を閉ざさないで、自然体で素直にしていたら、そんなに無理しなくても「ともだち」に出会える。
そんな大切なことを、シンプルな出来事で伝えてくれます。
絵も素敵です。主人公バロチェの弟は、赤ちゃんのかな、真っ赤なお顔にぴったりした帽子を被らされてて、とびきり可愛いです。
4歳の娘も大好きで、「読んで~」と持ってきます。
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