切迫流産で入院した記録~5日目
退院して安静解除になったら、お弁当持って出かけたいな。。そんな思いがよぎる空。どこまでも昇っていけるような澄んだ空で、薄くうろこ雲が広がっていました。
2016年9月、自分がまさか入院しているとは、ついこの前まで想像もしませんでした。
切迫流産で入院することになった経過は、こちらのマガジンに記録しています。ぜひお目通しくださいませ。
https://note.com/tosoro/m/mc6cad6bb672c
先生の診察があり、「あと4,5日、来週の水曜日辺りには退院できるかな」と言われました。帰れることが嬉しい反面、帰れば必然的に家事や育児をこなさなければならないので、お腹の赤ちゃんが心配でもありました。
元気に育って、お願いします。
誰へともなく、全身に力をこめて懇願していました。
つわりで気分が優れませんでしたが、クリニックの食事は野菜が中心でとてもおいしく、全部は無理だったけど少しずつ食べていました。残すのがもったいなかった~。
ちなみに毎晩、クリニックの元院長先生の奥様が、お手製のケーキを持ってきてくださいました。ヨーグルトケーキ、ババロア、フルーツケーキ、チョコムース、アップルパイ、、飲み物は、たんぽぽコーヒーかルイボスティ。つわりでも、このケーキだけは完食しました。
「おやつガールです」
午後8時、小柄な奥様は、真っ白な割烹着に頭にはキュッと三角巾を巻いて、少し腰をかがめてやってこられました。
特別おいしかったのはアップルパイでした。生クリームがケーキの半分くらいたっぷりお皿に盛られ、パイの熱でとろりと溶けていました。
先々の不安心配、心に抱えたもやもや、、このおやつの時間だけは、そういうのがすべて自分の中から放たれて、ほっとできました。最後一口のルイボスティ、ホテルのラウンジでお茶してるような気分で、背筋を伸ばして丁寧に口に運びました。実際は、頭ぼちゃぼちゃ、パジャマでベットでしたけど。
この日の昼食
揚げ鶏の香味とろろだれ、蒸しなす五目サラダ、南瓜のそぼろあん
この日の夕食
おすし和膳
*おすしはお野菜寿司でした。お漬物などが載っていました。写真撮っとくべきだった!!!
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