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キラキラしてる~絵本「眠れなくなる宇宙のはなし」

こども三人、毎日ハチャメチャです。

誰かが泣いてる。誰かが私を呼んでる。時には、いえしょっちゅう二人以上同時に。

誰になんて返事したらいいか分からなくて、フリーズすることしばしば。もちろん顔はひきつってます。

こんな日々も長くは続かない。子どもはあっというま間に大きくなる。だから辛抱辛抱。怒っちゃいけない。イライラしちゃいけない。

自分に言い聞かせてるうちから怒鳴ってるしね。とほほな毎日です。


そんな私を助けてくれる、絵本。

今日はこちら。

「絵本 眠れなくなる宇宙のはなし」


「なにもないところからどうやって 砂つぶより小さな宇宙が生まれたのか 私たちはまだ知りません」

「やがて 星や銀河が生まれ 太陽や地球が生まれ 地球の上で生命が生まれ 進化して人類が産まれ そして現在 私たちがこうして生きています」

「1000憶の銀河がちらばる 広い広い宇宙」「138億年の歴史の果てに」「宇宙の片すみにある小さな星の上で 「私」が生まれてきた意味を思う』


イライラマンの「私」の感覚が、フライパンに乗せたホットケーキの生地のように、緩んでいきます。隣りの生地とくっついて、境界がなくなる。

緩んでいい。守らなくていい。

「私」にこだわらなくていい。「私」でそんなに頑張らなくていい。

だって今ここに存在しているだけですごいんだ。

自分、家族、ご近所の人、空を飛ぶ鳥、耳をすますと鳴き声が聞こえてくる秋の虫、、目に映るものすべてが、宇宙の長い長い歴史のかけらなんだ。身の回りがキラキラして感じられてきます。

もちろんそれで日常のイライラから解放されるわけじゃないけど、ふと空を感じてみると、自分の怒りを少し遠ざけられます。

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この絵本には、大人版もあるようです。秋の夜長、手に取って宇宙を感じたいな。


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