介護職の離職率を考えて
自分は3~4年ごと施設を変えて転職をしている。
その経験を語りたい
離職を考え出す基準
自分は家族を持っている、つまり生活があるのだ
だからいつも、感情的に転職をすることはしないようにしているつもりである。(つもりとは、人から見たら違うかもと思われているかもしれないから)
ではその基準とは何なのか?
それは、このままこの職場にいて得られるメリットと、職場を辞めてでるデメリットを考える。
もしこのままこの職場にいて得られるメリットがデメリットを下回れば、やめようと決意する。
う~~ん
これってかなり感情的な物だよね??
と思った方は多いと思うが、たぶんほかの介護職員の方も、少しながらもこれを考えていると思う。
基準は人それぞれだが、今まで辞めていった人を数多く見たが、そのほとんどがほかの介護の職場への転職だ。
つまり、介護に嫌気はさしても介護を続けている。
その職場に対して、最初持っていた、期待が裏切られ、やめると決断しているのだと思う。
そして辞めても、また介護を続けるしかなくて転職をするのだ・・・
もっと深く考えたいと思う。
じつは先ほど言った
職場を離れてでるデメリット
について話したいと思う。
実は、介護において職場を辞めて他に行くデメリットとは
新しい職場でコミュニティを作る苦労
が一番である。
他は実はそんなにないのだ。
年収などはどこに行っても同じ
なぜなら一年間に上がる給与は1000円くらい上がればすごいだろう
あとは、休日日数の違いなどがあるがそれは、条件に合うところを探せばそれほど問題ではなくなる。
つまり、コミュニティを作ることが一番つらいのだ・・・
だが、もし現在の職場でうまくコミュニティを作ることが出来なかったり、状況が変化してコミュニティが壊れたりした場合、そのデメリットがなくなる。
つまり、新しい職場でコミュニティを作る苦労が
新しい職場で、良いコミュニティが作れるかも
と期待が高まり辞めていくことが多いと考えた・・・
つまり何が言いたいかと言うと
介護において、
辞めるリスクがあまりにもない
ことが多すぎると言うことだ・・・
これがつまり、退職理由の一番に上がる、
人間関係だ
これを少し過大解釈すると、今は、介護職でしかこの現象がおきていないことが前提となっているが、もしほかの職種で、今より条件が良い場所が現れたらどうなる??
つまり、介護からいなくなるのだ・・・
少しだがいるはずだ!!
看護師、作業、理学療法士、生活相談員などになった人たちがいることを・・・
介護が好きだと言っても、たぶん彼らは、この職業が介護より条件が良かっただけ・・・
もしこれが何も資格などが必要ない、営業やアパレルなどが条件が良かったら、そちらに流れる人も多く出てくるはず・・・
実はこの流れは若い人に多く起きている。
介護を目指したが、違うスキルがあってほかの職種に就く人が少なからず出てきているのだ・・・
何を当たり前のこと言っているのだと思うかもしれない
でも当たり前のことをしっかり考えて、新人職員や、若い職員をしっかりコミュニティに入れていく努力をしっかりすることが大事であり、また、管理者側も、見守るのではなく、コミュニティがどのような機能をしているのかを確認して、必要があれば介入することが大事である。
また、声を上げて介護職が、ほかの職種に負けない仕組みを作っていくことが重要であると認識してほしい。
当たり前のことを言ってすいません。
これからの介護が良くなりますように・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?