「僕と野球と息子の日記」⑦


長男は無事に卒団し、長男の1つ下、次男の1つ上の年齢の新チームになった。

そのチームは六年生が少なく、次男もほぼ先発メンバーに選ばれていた。

次男は運動神経がよく、足もめちゃくちゃ速かった。

1年がすぎ、そのチームもいよいよ卒団が近づいて来たある日、監督に次男が呼ばれた。

「来年は、お前がピッチャーな。」

ビビリました。
当時まだ、コントロール凄く悪かったし、何しろ、自分の子がピッチャー…

嬉しいやら悲しいやら不安やら……

そしていよいよ、次男の学生がメインとなる新チームに切り替わった。

六年生の数、6人…(ウチ、女の子1人)
しかも、団の活動に来れるお父さん、4人…
しかも自分以外の3人は、忙しく、中々来れない…

大丈夫なのか…
これで1年間、乗り切れるのか…

とにかく、戦いは始まった。

そして僕達夫婦は、「試合に出れなくて、行くのが辛かった日」から、
「試合に出ているのを見るが辛い」という、なんとも不思議で、贅沢な悩みを抱えて行く事になった。


続きます。

#野球
#起立性調節障害
#親子の話

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