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ローグライク(仮)Tangledeep クリア

先日感想を書いたゲーム Tangledeep をクリアした。ドハマリした。

クリア後に難易度が跳ね上がるモードがあった。レベルはカンストしてるので育てられるのは装備のアビリティ付与とペットのレベルとスキルの種類を増やして組み合わせることだけになった。ここからが本番という感じ。
クリアすることで、キャラクターを成長させるというよりは組み合わせと立ち回りを考えるゲームモードにシフトし、よりローグライクさが上がった。
このゲームでは『パンドラの箱』という機能があって、箱を開けた回数分、敵の強さが上がる代わりにレアリティーの高い装備がドロップしやすくなっていく。ぼくのセーブデータだと見つけ次第開けてしまったので、敵の強さが強くなりすぎてしまった。しかも装備は十分良いものが揃っている。つまり、敵を強くしてしまうだけの状態になってしまった。でもそれが絶妙な難易度で、持っているアイテムを消費しながらスキル回しに気をつけて一手一手を慎重に行動することで攻略できる。

参考になる点はたくさんあったが、悪い点もあったのでそれを列挙しておこうと思う。

・戦闘中に何が起こったか分かりづらい
・スタミナとエナジーの区別が不十分
・ペットの育成がしづらい
・お金が余る
・装備一式が揃うと装備集めが不要になってしまう

全体的にシステムが複雑で、死に機能も多い。特にお金は途中から有り余って何でも手に入るようになってしまうし、お金で手に入るものにあまり価値がなく集める必要のないものになってしまっている。ただ、序盤は重要な機能ではある。
スタミナとエナジーはドラクエでいうMPなのだが、2種類に分かれていてスキルごとに使用されるものが違う。2つとも名前が違うだけでほぼ同じものなので差別化ができていない。例えばスタミナは自動回復するけどエナジーはそうではない、というような違いもない。これは、ジョブを跨いでスキルを組み合わせようとしたときにシナジーが発揮できる部分として用意されているのかもしれないが、実際はほとんど発揮できていない。
ペットの育成は、捕獲後に牧場で餌付けしていくのだが、有り余ったお金で手に入れたアイテムをつぎ込めば簡単に餌付けできる。牧場はホームにあるため餌付けにリスクはない。餌付けが終わったら連れ出せるので、そこからようやく育成が始まる。
戦闘中に何が起こっているか分かりづらいのは、床のデバフの種類の多さや敵のワープが頻繁に発生すること、ペットと敵が入り乱れている状況がよく発生するからだ。1ターンに起こったことが多すぎて、次の危険を予想するのが難しい。ログを良く読んで、次にどの行動を行うべきかよーく考えなければそのターンで死ぬことも大いに有り得る。

それでも面白く遊べているのは、スキル回しの面白さが勝っているからだと思う。スキルのデザインは League of Legends を参考に作られているように感じた。ジョブが覚えられるスキルは組み合わせて使うとシナジーが発揮されるので、このゲームで最も時間を掛けて作ったのではないだろうか。

Tangledeep はまだまだ勉強になるのでプレイしていこうと思う。

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