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自己組織化と進化の理論 セルオートマトンで人工生命 2019/05/03

日記が途絶えてました。急に来た不眠と昼夜逆転でした。

この間は Apex Legends をプレイし始めました。Fortnite も建築が上手になってきたので、少し平均順位が上がってきました。

昼夜逆転に伴って腹痛がずっと続いていたのですが、過眠症も一緒に出たので時間がうまくずれて、眠剤で調整して戻すことができました(ただし、明日以降どうなるのかはわからない)。

それと大学生の頃に買った本を読み直しています。『自己組織化と進化の理論』という本です。ダーウィンの進化論だけで生命誕生を説明するのは難しい、でも自己組織化という仕組みが合わさることで生命誕生の初期の段階においては、変異と淘汰だけで進化するダーウィンの唱えた時間のかかるプロセスではなく、生命が進化する、より重要な役割を果たしている、という話が分厚い本にかかれています。実際本を読み直してみると結構忘れていることが多くて、ゲームをしながら軽く読むんじゃなくて、真剣に読み直したほうが良さそうだなと思いました。利己的な遺伝子も同時期に買って何度も繰り返して読んだのですが、おそらく忘れていることも多いでしょうか。

他にもセルオートマトンの本はたくさんあります。

ライフゲイムの宇宙という本はとても簡単な本なので、セルオートマトンになれていない人にとっても読みやすいと思います。

自分はセルオートマトンを宇宙にして生命体を生み出したいと思っています。ただ、今のアプローチでは組織化した個体が生命のように活動するとは到底思えません。もしセルオートマトンが宇宙であれば、宇宙の原理の最も単純な量子的な物理なはずなので、セルが集合して機能を持ち、一層上の段階で量子力学のような現象が現れ、さらにマクロに見ていくとニュートン力学や原子核と電子、分子が生まれ、その分子が自己組織化することで何らかの不思議な形を作り、それが自己複製の機能を持つことで、ようやく生命体らしきものが現れると思うのです。ようするに、セルオートマトンはミクロすぎるのです。

なので、いま考えていることは、セルオートマトンを分子の自己組織化に使うこと、それよりミクロな世界は別のシミュレーションを行う方法で生命体を作ることができるんじゃないかと考えています。原子は粒子として空間を移動可能にし、原子の組織化をセルオートマトンにするという方法です。個体がセルオートマトンを持っていて、原子はセルオートマトンではない宇宙を飛び回っている、というイメージです。個体の動きはセルオートマトンの動きに連動してみたり・・・。

でも考えて入るんですが、これだと個体に都合のいい入出力を人間が考える方法になってしまいそうで、あまりやりたい気持ちにはならないんですよね。できたら、とてもミクロな世界から生命体を生み出したいんです。セルオートマトンで作られた宇宙は、その宇宙の力学と初期状態しか提供しないのに、ここに生命体が現れるんです。

分子マシンというのがあるのですが、こういうのって生命体というより、そのパーツという感じがしますよね。セルオートマトンも、セルの組み合わせがマシンのような機能を持つことがあります。「こういう形に落ち着く」とか「一定方向に直進する」とか。量子レベルから論じた生命体は難しいのかもしれませんが、分子レベルから考えると意外と実現可能性は高いんじゃないかなと思います。

とんでもなく画期的でびっくり仰天な方法を思いついてしまいたいですね。思いついちゃったらどうしましょうか。

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