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ローグライク(仮)macOS 版 .app バンドルの作成、デバッグ・リリース版のビルド

今日の作業は2点で、macOS 版のアプリケーションのバンドルの作成とデバッグ版・リリース版のビルドの仕組みをきれいに書き直しをした。

macOS 版のアプリケーションのバンドルとは、以下のリンクにドキュメントがある Bundle というもの。

この Bundle はアプリケーションの実行に必要なファイル群をまとめた再配布可能状態にしたファイル(ディレクトリ)。これを自作のスクリプトで作成するようにした。

構造はドキュメントにある通りなのでシンプルにファイルコピーを行うように作ったのだが、カレントディレクトリの位置の問題でうまく起動できなかった。なのでファイルパスの解決方法を作り直してうまく動くようにした。また、依存ライブラリの位置も OS にインストールされているものを使わず Bundle の中のものを使われるようにしている。

次にデバッグ版(デバッグに便利な実行ファイル)とリリース版(配布用に不必要なものを取り除き実行速度も早いもの)のビルドの仕組みをきれいに書き直した。
今までもデバッグ版とリリース版はビルドできるようにしていたのだが、実はリリース版でのみユニットテストの一部が失敗する問題が発生していた。理由はまだ調べていない。しかしデバッグ版とリリース版の切り替えを行うとすべてをビルドしなおす状態になってしまっていた。なので、切り替えを繰り返すと相当な時間(役15分)も待たなくてはならなくなってしまっていた。そのためデバッグ用とリリース用のビルドディレクトリを分けてキャッシュされるように変更した。
これ自体は CMake というビルドシステムを使っていたため簡単に変更できた。そしてテストの修正もできた。

このように、本日はビルド周りの修正をたくさん行った。5ヶ月目マイルストーンではプロローグの実装を行うことになっているのでビルド周りは脱線しているのだが、いつかやらないとリリースできないためずっと気になっていた。これで Windows 版も macOS 版も配布用アプリケーションをビルドできるようになったのでスッキリした!

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