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小さな週末・不定期便

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・不定期更新ですが、週1以上の更新を目指しています。 ・エッセイと物語の中間的な短めの作品を収録しておりましたが、形式を問わず記事を放り込んでいきます。 [2020.12.21… もっと読む
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#エッセイ

随想詩│臍茶でダダダ、箸棒ドゥドゥドゥ

臍茶という言葉があってね。 ダダイストにして寝盗られ男の辻潤が使ってるもんで、ぼくも気に…

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Ψ 小さなお話: 世界の謎が溶けるとき

Ψ 二人の男が話している。 世界の謎が解けるって? どうゆうこと? そんなことってあるんか…

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#9 祭りのあと、天竺に魂をしずめて

きみは魂を沈めるのか、鎮めるのか。それとも静めるのか。 心は硝子(ガラス)の器にあふれる濁…

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カクシンがたりない。でも、カクシンはおおすぎないほうがいい。

☆本日の控えめな結論 核心も確信もなくてかまわないが、控えめな革新はあったほうがよい。 …

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意識の拡張の仕方教えます、あるいは、サイバネの最果て超えてサイケかな

フェイスブックの物書き友だちが、そんなsf的空想を書いていた。 コピー可能な「意識」の実現…

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珈琲共和国・夢想、あるいは「すべてのことは不要である」

以下、昨日から今日にかけて書いた文章を、ぞろりとお披露目いたします。 Ψ 即席珈琲の思い…

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出発点グアテマラ、あるいは語り得ぬ虹についての予告

Ψ 出発点グアテマラ 物語を始めるからには出発点というものが必要です。 そこで、唐突に思われるかもしれませんが、中米の小国グアテマラの話を少しばかりして見ましょう。 といっても、グアテマラの何からお話をすればよいやら……。 まあ別に旅行記を仕立ててネットで売ろうというわけではありませんから、そう、まったく私的な物語を、暇つぶし程度に皆さまにご披露するにすぎませんから、とにかくラーゴ・デ・アティトランという火山湖のほとりに、妻と二人滞在していたことがあるとだけ書いておく

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祝・2020東京オリンピック|極東の都に五つの輪が踊るとき、蒼き魂は天竺の聖地で静か…

0. 五輪禍世界の東の果てにはジパングという名の黄金の国があって、とはいうものの幕末の頃に…

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豊穣の命、あるいは生きてるだけで大丈夫│独白小説

北インドの小さな聖地ハリドワルの道端で、二人の日本人がチャイを飲んでいる。 ごま塩の仙人…

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00円: ちょっとこいつは妻には内緒の話なんですが│独白小説

ほんのつまらない話で申し訳ないんですけれど、まあ内緒の話ってのは、ちょっとばかり興味が湧…

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ナラヤン・パレスの庭園にて。あるいは、ささやかな復活の日│詩小説

さほど手入れのされていない 雑然とした内庭には 自発的に伸びる緑の命が 熱帯の陽光を謳歌し…

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長いお休み、あるいは人生の意味と無意味のはざまで│随想詩

午後四時すぎの暑い西日の照り返しが、少しだけ開けた入り口の扉の隙間から、入り込んで床の白…

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着の身着のままアリのママ|随想小説|全文無料

うちの母は、ちょっとアスペルガー系なんだと思うけど、「着の身着のまま」とか「ばらばら事件…

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流れゆく力の果てにて迷えるは|随想詩|全文無料

人間なら誰だって、一人ひとりが間違いなく持っている、潜在的な力量について探求してみようじゃないか。 そうすれば、問題だらけにしか見えないこの世界が、可能性の宝庫だってことが分かるからね。 そのために必要なのは、自分の潜在力を信じることだけなんだ。 ぼくたちは皆、不完全燃焼を続けるちっぽけな存在でしかない。 不完全な個人が集まって、できる集団も不完全だし、集団同士でパイの取り合いをしてる社会だって、やっぱり不完全なものでしかない。 不完全だから問題はいつも山積みだけど

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