マガジンのカバー画像

小さな週末・不定期便

88
・不定期更新ですが、週1以上の更新を目指しています。 ・エッセイと物語の中間的な短めの作品を収録しておりましたが、形式を問わず記事を放り込んでいきます。 [2020.12.21…
☆マガジン内の記事は全文無料ですが、このマガジンを購入していただくと、投稿時にお知らせが行くように…
¥216
運営しているクリエイター

#詩

[全文無料・投げ銭詩想] 無数の詩人を弔う挽歌

酒に溺れた詩人が一人 一杯だけなら天国なのに さみしさだけで生きてきた 明るい未来を夢に見…

108

[208 湧出詩] 鵺の鳴くころ、秘密めいた泉で

それはぼくだって、幸せになりたいさ。結局はそれだけのことだろ。 遠い星から送られてくる思…

108

終わらない夏休みの唄

何かが生まれてこようとしています。 この世界の片隅で。 あなたの心の奥底で。 全宇宙のど真…

108

[00円: 未常的随想詩] やみくもな時代に薬味としての科学をインドで試奏したら、失踪…

真空中に僅かな距離をおいて、 (もちろん真夜中に) 二枚の金属板を並行に並べる。 するとその…

108

[00円: 詩的随想] 流れを遡って

1. 流れを遡って流れを遡って泳いでいた。 それとも空を飛んでいたのか。 流れは勢いよく押し…

108

[短詩]ことのはよ おれのこころをうつすな

おれはこのせかいをきりとって きりきざんで うねうねとのたくるもじにうつしだしたて ぶざ…

108

3.11+3.11i

今日しか書けないことがある だから今日書く 今ここで感じていることを 今ここで書く 生きる苦しみも喜びも すぺて書く あの日の絶望を忘れずに あすへの希望を書く 今日は書けないことがある だから今日は書かない 今ここで感じていることなど 言葉にできるわけがない 生きる苦しみも喜びも 味わうしかない あの日の絶望を手放して あすへの希望を忘れて 実在に虚在を足し合わせたとき 真実が現れるのだと信じて

¥108

[全文無料・随想詩]かたちにならないものがたしかに

かたちにならないものが たしかにそこにある あるのはわかってるのに とりだすことはできない…

108

[全文無料・写真と極短詩] 衛兵と雲

石で彫られた衛兵が 寺を守っておりました 頭の上ではなめらかに 雲が流れていきました (2019…

108

[全文無料・小さな詩]天人午睡

とことん 眠りにうつつを抜かすのだ 午後の白い光の中 安宿の くたびれた寝台の上で 寝返りを…

108

[全文無料・ひらがな詩]ことのはのきれはし

ことのはのきれはし をわきあがるがままに ならべるならべてそこに うかびあがるえいぞうをす…

108

[minimal poetry]やさぐれ時のバラッド

一人静かにやさぐれてるときがあります。 最近は少なくなったのですが今がそうです。 そんな…

108