台風と早摘み
おはようございます。東京都あきる野市で小さいなパティスリーを開業準備中のToshiです。
台風が来るたび予想進路図を見て友達の農家さん達が心配になってしまいます。
つい先日来た台風14号では僕の知る範囲では大きな作物の被害が無かった様でホッとしました。
今回いくつか友達の農家さんの台風前のSNS投稿で台風来てるけど早摘みしません!というのを見て心配ながらも嬉しくなりました。
早摘みというのは美味しく完熟しきる前に採る事です。
果物の中には完熟する前に採ってしまって出荷してしまう方もいらっしゃいます。
果実によっては完熟してしまうと流通時に潰れたりしてしまうリスクがあるから、消費者へ渡るまでの時間を逆算して早めに出す作物もあります(一般的に市場や問屋さんなどを経由してスーパーに並ぶので)
ただ一部早摘みして他より早く市場に出すと高く売れるからというパターンもあります。道の駅の直売所でさえは完熟してないものを見かけた事があります。
これが良くない。
早摘みの味が乗ってないものが高く、完熟の物の時は全体の出荷量も増えて値段は落ち着きます。
需要と供給のバランスなどて少ないものは高く多いものは安くなります。
そうすると高く売りたいから早摘みして出荷という人が出てきます。
結果味の乗ってない物が出回ってしまいその味が果物のイメージや評価に繋がってしまいます。
僕の知っている農家さん達は美味しいものも作る為に台風で落下の損失が出るリスクがある中、適正な収穫時期まで採らないという選択をされました。
これが嬉しかったです。
もちろん、台風という自然現象のなか収穫目前のものは採ったりなど状況に応じて各農家さんがご判断させているかと思います。
僕らはこういった自然逆らわず寄り添いながら作られたものを使って仕事をしてますので感謝しかありません。
完熟のものは全然違うので是非機会があれば試して見て下さい。
それでは良い一日を。
Instagramも宜しくお願いします。
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