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輪読会の楽しさ

マネーフォワード Xでは、読書したいけどなかなか時間がとれていない課題感をもった有志メンバーで、月1ペースの輪読会をしています。

これまで、主にデザインに関する本を選んできました。

- 問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション
- オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理
- アフターデジタル2 UXと自由
- This is Service Design Doing サービスデザインの実践


今回は輪読会をしてみて感じた楽しさについて書いてみようと思います。
1人ではなかなか読書できないという方にとって、少し時間をつくって輪読会をしてみようかなと思うきっかけになれば幸いです。

深く理解しようとするから楽しい

私が読書をするときは、そのとき興味がある本を選んで、目次を眺めて気になったところを読んでいきます。その中で今の自分に役立ちそうなこと、ヒントになりそうなことをあとで振り返りやすくするために、Evernoteや紙のメモ帳にメモしています。1人で読む場合の学びはここで一旦終わりです。

輪読会では自分の担当の章の内容や気づきを発表するので、より深く理解しようという気持ちが生まれます。

たとえば、重要だと思ったポイントを図解して、そのメモを見せながら発表することで、自分の理解も深まるので満足感が高まって楽しいです。

学びを共有できて楽しい

自分の担当の章での気づきや学びをメンバーに共有するだけでなく、他のメンバーの視点からの学びも共有されるので、1人で読んで終わるよりも学びが増えます。

プロジェクトを一緒にやっていくメンバーと学びが共有できると、「この学びを実践してみよう」ということがやりやすくなります。

たとえば、『問いのデザイン』の輪読会をきっかけに、ミーティングの満足度を上げるワークショップをやってみました。

実践を通して学びを共有できると、輪読会の価値をより感じられて楽しいです。

一緒に学べる仲間がいて楽しい

1人ではなかなか続けられないことも、一緒にやる仲間がいると続けられます。輪読会を企画したり、学ぶことを楽しもうとするメンバーと仕事ができること自体がありがたいことだなと思います。

マネーフォワードのカルチャーの1つには、「Fun」があります。

仕事を楽しみ、成長を楽しみ、人生を楽しもう。

輪読会は、自分たちの成長を楽しみ、人生を楽しむことにつながっています。


マネーフォワードでは、いろいろなところで輪読会が行われているようで、積極的に学ぶことが好きな人が多いなと感じます。

まとめ

輪読会は個人の学びのきっかけになり、チームで学びを共有することで、実践に活かしやすくなります。1人で学び続けるのはなかなか大変ですが、一緒に学べる仲間がいると楽しさが何倍にもなるので続けられます。

ただ単に本の内容を分担して読むだけでなく、個人の学びがチームに循環し、実践することで組織に貢献するというサイクルができると、仕事が楽しくなり、成長を楽しむことができるようになります。輪読会はそんな機会をつくろうと思ったときに、始めやすい活動なのではないでしょうか。

今後も、学びを楽しむ方法を探っていきたいと思います。

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