見出し画像

初取材:(2023/01/09-01/11)

岡山県津山市に住む「くらしのね」さんを訪ねる

 2023年1月9日(月):成人の日、年が明けて1週間ほどが過ぎ、まだ新年の余韻がさめやらぬこの時期、翌日から始まる取材に備えて、現地の空気に少しでも体を慣らしておこうと、前日に岡山入りをしました。


 1月10日(火):昼食を済ませて午後の1時少し前、「くらしのね」に到着、最初に出迎えてくれたのはここの主の、のぶさん、自宅母屋に隣接する屋外の作業場、冬にもかかわらず昼の日差しに溢れた暖かいスペース。
彼はそこで壊れた自作の床下暖房パーツを修理していました。
 少し緊張しながらも、「こんにちは」と声をかけると笑顔で迎えてもらえ、正直、少し、ホッとしました。
聞けばパートナーである渓さんは、母屋で息子のテラ君と昼食中だという。のぶさんは、昼食は普段あまり食べないといいながら、相変わらず床下暖房のパーツ修理を手がけています。
 変にこちらに気を遣わず、当たり前のように目の前にあるやるべき事に集中している感じ、それでいて話しかけるときちんと対応してくれる気取らない姿勢には、ある種の安心感を覚えました。


この風景に隣接した場所に「くらしのね」の営みがある


 「くらしのね」の、のぶさんは元々プロの映像カメラマン、その特技を活かし「持続可能な暮らし」を映像を使って多くの人に紹介しようと、先陣を切って活動を始めた方で、その存在は、知人からの情報で知ることができました。
 自分の場合、テキストベースではあるものの、同様に「持続可能な暮らしに挑む人々」の紹介を目論んでいたので、是非、最初にご挨拶しておこうと思い立ち、面識もない状態から今回の取材に行き着いた次第です。
加えて、自分のスタイルとしては、暮らしを丸ごと体感する、つまり、[1]ウーフ体験しながらの取材を前提と考えていたので、これから3日間、ご一緒させていただくにあたり、初対面、初体験のドキドキ感は実に半端なかったです。


[1] ウーフ:WWOOF (World Wide Opportunities on Organic Farms)
お金のやりとりなしで、食事、宿泊場所と、力、知識、経験等を交換する


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?