認知の歪みと「底を打った」感覚
今日も午後から地元の図書館へ
今日は、『成功脳と失敗脳』(茂木健一郎)を読みました。
シャーデンフロイデとフロー
ドイツ語で「シャーデンフロイデ」という、「人の失敗が喜びであり、蜜の味になる」ということわざがありますが、それはなぜかといえば、それも一つの教養だからです。
(中略)
失敗したときにどう対応するべきかという危機管理のノウハウにもなります。
おお。
失敗と教養が結びつくなんて、考えたこともなかったです。
失敗を危機管理のノウハウにする。
そう考えると、失敗したら「ノウハウが一つ増えた」という感じで、前向きに失敗を捉えることができますね。
何かを楽しみながら集中してフロー体験する、その入口というのは、たった一度の小さな成功体験から見つかるのです。
「『次の就職先で失敗したらどうしよう…』と感じてたけど、まずは一度小さな成功体験を得れば、失敗への恐怖が減り、仕事を楽しむことができるのではないか」という希望を持てるようになりました。
読み終えて、周りを見渡すと…
この本を読んだ後、ふと周りを見渡してみました。
すると…
あれ、いつもより視界が鮮明になってる!
ていうか、今までずっと、もやがかかった世界を見てたのか!
どうやら、認知がずっと歪んだ状態だったようです。
ふー。
認知の歪みに気づけてよかった。
認知の歪みに気づいた理由
どうして、認知の歪みに気づけたのか?
考えるに理由は2つあります。
1つ目は、上述したように、失敗への恐怖が減ったことです。
特に、次の就職先での「仕事での失敗」を過剰に恐れていました。
その恐怖が、この本を読むことで和らいだのでしょう。
もう一つは、メタ認知。
この本にはメタ認知についても書かれており、読むことでメタ認知が上がったような気がします。
少なくとも、視点が少しだけ上がったというか、視野が広がった感じです。
もう一つ感じたこと
それにしても、この「認知の歪みに気づいた」感覚は、不思議な感じがします。こうやって文章化しようとはしてますが、なにぶん感覚的なものなので、文章にしづらい面もあります。
不思議な感覚を覚えるとともに、もう一つ感じたことがあります。
それは…
一番つらい時期、つまり「底」は打っていて、上がりつつある
という感覚です。
まあ、これからも上がり下がりの波はあるでしょうが、ゆっくりと、自分のペースで浮上できればと思います。
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