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主夫してます!

4月1日にテレビが壊れてしまい、テレビの必要性を改めて思い知らされている小説家川井利彦です。


今回は私が主夫業に精を出している様子をお伝えします。


4月に妻が育休から復職し、娘二人も無事保育園に合格したので、本格的に主夫することになりました。(もちろん家で仕事をしながらですが)


主夫と聞くと、大変そうに聞こえるかもしれませんが、これが結構楽しいです。

朝は二人の娘を起こして、朝ご飯を食べさせ、着替えさせて、保育園と幼稚園に送っていく。毎日バタバタです(汗


特に4歳の長女は朝が弱く、毎日グズってばかり。何と言って起こすのがいいか、試行錯誤の日々です。運動会とか遠足とかプールの日とか、何かイベントごとがあれば、簡単なんですが、何もない日は「今日天気いいよ」とか「雨降ってるよ」となぜか気象予報士となってしまうダメな父親です(笑)


そもそもなぜ私が主夫業を始めたかをご説明しますと、在宅勤務になったことも大きいのですが、会社員のころから家のことやってたからです。


洗濯、ゴミ出し、食器洗い、掃除、娘の送り迎えなど、料理以外のことは、ほとんどやっていました。ちなみに妻は料理上手なので、そこだけはお願いしています。


ですから正直なところ、主夫になったと言っても、あまり変わっていない(笑)


結婚する前から一人暮らしをしていたので、ある程度のことは自分でやっていたのですが、やってみて思うのは、結構自分には向いているということ。


主夫は基本全部一人で、こなさなければいけないのですが、これが意外と苦にならない。

小説の執筆を筆頭に、一人で黙々と行う作業が私には向いているようです。

逆に会社員時代なんかは、飲食店で働いていたのですが、同僚やアルバイトさんと一緒に働いているのが、かなり苦痛でした。新人さんや不慣れな子も多く、その子達を教育、フォローしながら行うのはとても骨が折れました。

(俺がやった方が早いのに・・・)と思うこともしばしばありました。

もう一つイレギュラーなことが起こった時に、うまく対処できないこともありました。

飲食店なので、アルバイトさんの欠勤やお客様からのクレーム対応、欠品など、毎日何かしらのトラブルはつきものです。その対応がとにかく苦手で、いつも冷や汗をかきながら、なんとかやりくりしてきたことを、昨日のことのように覚えています。

もちろん楽しいことも多くありましたが、今にして思えば苦痛の方が多かったかな。


そんな私なので、一人で行う主夫業は、とても合っていることに気がつきました。


「今日は晩御飯のメニューはこれだから、昼のうちにこれとこれを準備しておいて、娘のお迎え前にここまでやって、お迎えから帰ってきたら、これとこれを作って、食べさせている間に、洗濯物を畳んで、お風呂洗って、沸かしてる間に、自分が晩御飯を食べて、娘をお風呂に入れて――」などなど

一人であれこれ考えて、一人でこなしていくことが、快感になりつつあります。

家庭の中なので、そうそうトラブルも起こりませんし、非常に快適です(笑)

思い描いた通りに事を進め、眠りについた時の充実感はクセになりそうです。


「奥さんは何してるんだろう」と思った方もいるかもしれませんね。妻は基本的にゴロゴロしてスマホを見ています(笑)

同棲している頃から、ほとんど家のことはやらず、不満に思ったこともありますが、こういう人なんだなと今は割り切っています。(良い意味です)


そんなこんなで順調に始まった私の主夫生活ですが、これからどんなことが起こるのか、それはそれで楽しみです!小説家なのでいずれは一本の物語にしても面白いかもしれませんね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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やがて成長し、才能だけでは通用しなくなってくると満足のいく作品が描けなくなってしまった。
そのことに絶望した蓮は、自分の殻に閉じこもり、自堕落な生活を何年も送っていた。
そんな時偶然、同級生だった岩谷英司と再会する。
学生のころ、ともに絵を学んでいた岩谷英司は、画家として大成功をおさめていた。
そのことに嫉妬し恨み募らせたは蓮は、勢いあまって岩谷英司を殺害してしまう。
蓮は、岩谷英司殺害後、彼が発表する予定だった油絵を盗み、自分が描いたものとして世間に公表してしまう。
その油絵をきっかけに、蓮の人生とその周りにいた人々の人生が大きく狂っていく。人とは違う高みへ上り、そこから見える景色を渇望した男の、栄光と挫折と孤独。


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それではまた別の記事でお会いしましょう。

小説家の川井利彦でした。

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