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デジタルゲームよりもアナログゲームを好む理由
デジタルゲーム=テレビゲーム、アナログゲーム=ボードゲームと言い換えることができます。
テレビゲームとアナログゲームの違いを述べつつ、私なりにボードゲームを好む理由を述べていきます。
①お互いを思いやる必要性が生まれる
ボードゲームは基本的に人が集まって対面で行う必要があるので、お互いの表情をリアルタイムで見ることができます。
例えば、
「あ、この人楽しめていないかもな」
「この人ルールを把握できていないかもしれない」
など、自然と全員が楽しめているのかそうでないかの判断ができます。
ゲームを行う際には、誰か1人だけが楽しんでいたり、逆に楽しめていない人がいるような状況は避けたいと、私は思います。
②ルールを変えられる
ボードゲームをしている中で、
「このカード抜いた方が面白いかも」
「このルールはややこしいから最初はなしでやってみよう」
など、一緒に遊ぶ仲間同士でルールを変えて遊んだことはないでしょうか?
例えば、トランプの大富豪では、さまざまなローカルルールが存在しているため、仲間同士でルールを統一する必要があります。8切りやJバックなどメジャーなルールだけにすることもできますし、7渡しや10捨てなど特殊なルールを加えて遊ぶこともできます。
もちろんテレビゲームでも、何か対戦をする際にはハンデを設けることができたり、ルールを追加、削除することができます。しかし、それはあくまでテレビゲームをプログラムした範囲の中でしか可変できないため、ボードゲームのルール変更における柔軟性には敵いません。
一緒に遊ぶ人たちで相談して、どうしたらみんなが楽しめるルールになるかを考えるのも、ボードゲームの醍醐味だと思います。
③コミュニケーションが勝手に生まれる
コミュニケーション力に自信がない、人見知りをしてしまう、という人にたくさん出会ってきました。そんな私も、超がつくほどの人見知りですし、初対面の人からはオドオドしている人だと思われているでしょう。
大学生の時、友達の友達が家に遊びにきた時がありました。
「おいおい気まずくなるから連れてこないでくれよ」と内心思っていました。その友達も人見知りをする方だったので、最初はあまり話すことができなかったのですが、ボードゲームを介せば話は別。「ザ・マインド」を遊んで死ぬほど盛り上がり、すぐに仲良くなることができました。
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初対面同士であれば、自己紹介をして、お互いに質問を投げかけて相手の情報を引き出していきます。しかしボードゲームを介せばその必要性はありません。お互いの素性を明かさなくても、今遊んでいるボードゲームの話をしているだけで、仲良くなることができます。
まとめ
大前提、私はテレビゲームが大好きです。幼稚園の時には「ゼルダの伝説」にどハマりしていましたし、小中高はRPGゲームをやりこんでいました。友達と集まればスマブラかモンハンに明け暮れていました。最近になってようやくNintendo Switchを購入し、最近のテレビゲームのグラフィックの高さと操作性の快適さに驚かされるばかりです。
それでも誰かとコミュニケーションをとって、仲良くなれるボードゲームを私は推していきたい。
東日本大震災で被災した私は、電気も水道もガスも使えない2週間を過ごしました。夜になるとロウソクに火をつけて家族で集まってなけなしの食事をしたことを今でも鮮明に覚えています。
ご飯を食べ終わった後、いつも家族全員でババ抜きをしていました。そんなに仲がいい家族ではないのですし、いつもの日常がいつ戻ってくるのだろうかという不安がありましたが、あの時だけはロウソクの灯の下で家族で笑い合っていられました。
あの時の思い出が、今のボードゲーム好きな私を作ってくれているのかもしれません。