テキストはこう読め!

随分と上から目線の言い方ですが重要なことなので、あえて強めの題名にしました。

さて今日はテキストの読み方についてです。
意外と何気なく読んでいる方が多いと思います。でも読むのと読み込むのでは全く違います。意識的に読み込むと問題集をやるアウトプット時にその違いが良くわかります。

今日の内容
・読むと読み込むの違い
・項目・カテゴリーを意識する
・主語と述語
・問題集をやった後(アウトプット後)の読み込みは弱点を意識


・読むと読み込むの違い

ただ読むのでは流し読みになってしまいます。これが良くないのです。テキストの読み込みは一級建築士の勉強の中でも一番時間がかかります。それを無駄に流し読みで時間だけをかけてしまうと、勉強したつもりになるという一番無駄な事をすることになってしまいます。ただ読むのではなく読み込むには何が必要か今回はそれに焦点をあてて投稿したいと思います。


・項目・カテゴリーを意識する

まず重要なのは今どの学科のどの項目を勉強しているかを意識をすることです。そんなこと当たり前にできていると思っていても流し読みになれている人はここが出来ていません。どの学科のテキストを読んでいるかぐらいしか気にしてはいません。

それだとただ目を通しているだけ。
まあテキストを全く見ないよりは大分マシですが、あまり効果は少ない。独学では一つの勉強をより効率的に行い、問題量で上回る大手資格学校の生徒さんたちを上回っていかないといけません。

ですのでテキストを読み込むときはまず、自分が今どの学科を勉強しているのか、次にどの項目を勉強しているのかしっかりと意識してテキストの読み込みを行ってください!そこを意識して読むのが読み込みです!


・主語と述語

さてどの学科なのか、どの項目かを意識した後にはより細かな主語と述語を意識的に読み込んでいきます。
テキストを読み込んでいくと本当に似た文言が次から次へと現れてきます。そこで主語と述語、これは何に対しての説明であるかということを意識せずに読んでいると問題集や試験で文言間違いのケアレスミスを繰り返します。これが一番危険です。

例えばテストがあったとしましょう。その中で主語と述語の組み合わせを間違いはケアレスミスだと思って次から気をつければいいとそこまで気に留めないでしょう。しかし文言(特に主語)の勘違いは非常に重要な間違いなのです。

これはテキスト読み込み時に主語と述語を意識しないで読み流しから生まれる間違った記憶が起因なので、非常に由々しき問題です。

ですのでテキスト読み込み時は主語と述語を意識して読み込みを行ってください!


・問題集をやった後(アウトプット後)の読み込みは弱点を意識

テキストをしっかり読み込んだ後、問題集などをやると思いますがその後の復習時は自分の間違った所、覚えてないなという所いわば弱点を分析してからテキストを見直しましょう。
ただ見直すだけではもったいないので、自分がどんな風に間違ったのか思い出して対策を立ててから復習の読み込みを行うということです。

~例~
・数値を間違ったのなら、他のものと勘違いしていないか確認

・文言や主語を間違ったのなら流し読みの可能性あり。意識的に項目・カテゴリー・主語・述語を意識してテキストを読み込むように


など自分がどのように間違ったのか分析をして(よくわからない人はとりあえず仮説を立ててみましょう)集中してテキストの読み込みを行いましょう!

この自分で弱点を分析して今後の対策を立てることは学科試験後の製図試験でも役に立ってきますので今から慣れておくととても良いと思います。


テキストの読み込みは一級建築士試験の最も大事な勉強で根幹をなす部分でもあります。しっかり意識的に読み込むことで結果が驚くほど異なってくる場合があります。

「読み込み されど 読み込み」なのです。
しっかり意識してインプットを行いましょう!


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