壁を突破する一手が浮かぶようになる方法

「猫の貯金箱のPOP」

ワクワク系マーケティング実践会では有名な、
あるブティックでの実践事例です。

落として耳が欠けてしまった
猫の貯金箱に、

猫がお客さんに
話しかける形の
POP(店頭販促物)を
付けて販売したところ、

ある顧客が
「この猫が欲しい」と
POPごと買っていった、

しかも定価で!

という事例です。

ワクワク系マーケティング実践会から
毎月送られてくる会報誌で
この事例を知ったとき、

私は
「すごい商人が世の中にはいるもんだ!」と
どこか他人ごととして
とらえていて、

自分でもできるとは
思ってもいませんでした。

その後、私は仲間と
個店を創業したのですが、

ある時、
ねずみの形をした
小さなおもちゃを
仕入れました。

足が車輪になっていて
引いて離すと走り出す、

かわいいおもちゃでした。

このねずみのおもちゃが
メーカーさんから届いたので
陳列していたところ、

その中の一匹の尻尾が
切れていることに気づきました。

通常はメーカーさんに
返品するところですが、

この時、ふと、あの
「猫の貯金箱のPOP」
が頭に浮かびました。

「あの事例が使える!使うときだ!」

さっそく私は、
名刺ほどの大きさの紙に
「猫の貯金箱のPOP」
を習ってこう書きました。

「仲間と喧嘩して
しっぽをかじられてしまいました。
でも元気になりました。
仲良くしてくれる人を探しています」

このPOPを貼ってすぐ、
高齢の女性が

「孫にプレゼントしたい。
このPOPも読ませたいから、
POPも一緒にもらえますか?」

とPOPごとお買上げになりました。

あの「猫の貯金箱のPOP」と
まったく同じことが
自分のお店でも起こったことに
私たちは驚き、喜び、

それまで他人ごとのように感じていた
実践会の会員さんたちの事例が
急に自分ごとになりました。

その後、

それまでに届いていた
実践会会報誌を
改めて読み直してみると、

以前読んだ時とは
比べ物にならないほど

会報誌掲載の事例が
自分ごととして
入ってきました。

そして、

事例の中から
真似できそうなものを
真似してやってみることで、

お店の売上が
上がっていきました。

小阪は著書
『ビジネス脳を磨く』
の中でこう言っています。

「たとえばビジネスのアイデアを練るとき、他の人が考えたことや実行したことを自分の頭の中に資源としてたくさん持っていればいるほど、アイデアは豊富に生まれやすくなる」

あるベテラン会員さんは
「すべての答えは事例の中にある」
と言います。

 

私もかつては
ワクワク系マーケティング実践会の
会員として、

会員さんたちの事例を
真似しながら試行錯誤することで
結果を出し続けてきました。

ワクワク系マーケティング実践会には
会員さんたちから寄せられた
2万件を超える実践事例が
蓄積されています。

ぜひみなさんも

事例をどんどんインプットして
真似してやってみて、

やってみた結果を受けて
試行錯誤してまたやってみる。

この繰り返しによって、

壁を突破する一手が
浮かぶようになっていただければ
と思います。

ということで、

今回は50秒で視聴できる
ショート動画を。

「真似する重要性とそのポイント」

を小阪がお話ししています。

ぜひご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtube.com/shorts/9cZ6wX_PEMU
  
 
それではまた次回に。

 

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