100人規模の会社でどうやってワクワク系を浸透させたのか?

私の講座を
受講いただいた方などから
よくお聞きする悩みが、

「ワクワク系を全社でやりたいのですが、
スタッフになかなか浸透しません」

「社内の温度差があって困ってます」

といった
社内浸透に関する悩みです。

私の体験談になりますが、

ネット通販企業に入社し
業績回復のために
ワクワク系を実践していった時が
まさにそうでした。

私が入社した当時
社員数100人ほどの
会社でしたが、

入社してみると
ワクワク系に前向きな社員は
ほんの2~3人。

私はネットには
詳しくなかったので、

「なんでこの人、入社してきたの?」
といった冷たい視線を
感じる毎日でした。

そんな状況では
社内で
「ワクワク系やりましょう!」
と言っても

聞いてもらえるはずが
ありませんので、

まずは数少ない
ワクワク系に前向きなメンバーで
できることから
実践していきました。

ワクワク系を実践すれば
成果を出しながら
愉しく仕事ができるようになることは
分かっていましたので、

その姿を社内に見せることで
徐々に感化して
広めていくしかない、

と思ってのことでした。

やったことは
ワクワク系では基本的な実践、

「ニューズレター」と「セールスレター」
です。

ワクワク系に前向きな
メンバ-数人で、

手作り感満載の
ニューズレターと
セールスレターを作り、

配送チームにお願いして
お客様に送る商品と
一緒に入れてもらいました。

私たちが作ったレターは
手書きしたものを
社内のコピー機で
白黒印刷しただけ

といったものも
ありましたので、

社内からは怪訝な目で
見られたりもしましたが、

そのままやらせてもらいました。

すると、

セールスレターに関しては
いきなり反応率が
跳ね上がりました。

それまでの
きれいなチラシよりも

私たちが作った
コストのかかっていない
手書きチラシのほうが
お客様の反応が断然良いので、

私たちがやっていることに
関心を持ってくれる社員が
少しずつ出てきました。

ニューズレターに関しては
少しずつではありましたが、

ニューズレターに登場した社員宛てに
お客様からメールが届くようなことが
起こっていきました。

商品の売り買い以外で
お客様とのやり取りが
生まれていくことで、

社内の雰囲気が
変わっていきました。

あるバイヤーに
お客様からメールが
届いた時には、

それを全社に共有することで
そのバイヤーがワクワク系に
前のめりになるとともに、

ワクワク系に関心を持つ社員が
さらに増えていきました。

そうしたことを地道に
1年ほど続けていたら、

社内でニューズレター作りを
手伝ってくれる人や

「レターに出てもいいですよ」
と言ってくれる人など、

ワクワク系が
少しずつ浸透していきました。

こうして
社内の空気が変わっていき
それに合わせて
業績も回復していったのですが、

それでも
ワクワク系に対して
前向きな姿勢に変わったのは

社内の2割ほどだった
と思います。

ですが、

最初の2~3人時代と比べると
雲泥の差で、

社内の雰囲気も変わり
業績も回復していきました。

何かを社内や組織に
浸透させていく際には
大変なこともたくさんありますが、

悩みながらしかめっ面で
ワクワク系をやるのではなく、

愉しく実践して
その愉しさに周りを巻き込む形で

焦らず前進していっていただきたい
と思います。

ということで、

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お読みいただくと

「なぜ社員を巻き込めないのか?」
「なぜ社内に温度差が生じるのか?」
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それではまた次回に。

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