お客さんと良い関係を築く第一歩は?

ワクワク系マーケティング
(現在の正式名称は
「感性科学マーケティング」)
では、

お客さんと
よい関係性を築いて

永く愉しく
お付き合いしていくことを
重視しています。

小阪の著書
『「顧客消滅」時代のマーケティング』
では
「顧客をストックする」
という言い方で、

その意味や重要性を
お伝えしています。

お客さんとよい関係性を築き
顧客コミュニティを
作っていくことの重要性は

近年様々な方面で
言われるようになりましたが、

「何をどのようにやれば
お客さんとよい関係性を築き、
顧客コミュニティを作れるのか」

ということは、

私の知る限り
ほとんど言われていない
ように思います。

ワクワク系マーケティングでは
具体的な手法にまで
落とし込まれていて、

それが
ワクワク系マーケティング
実践2本柱の1つ
「絆づくり(顧客創造)」です。

「絆づくり」に関しては、

私の著書
『つらい仕事が天職に変わる!』
にも書きましたので

お読みいただければ
と思いますが、
 
 
いざ「絆づくりをやろう」
となると

絆づくりに必須の
「自己開示」
がなかなかできない。
 
 
「お客さんに自分の話をしてもいいものか」
「お客さんは私のプライベート話なんかに興味あるだろうか」
と躊躇してしまい、

踏み出せない方が
多いようです。

実は私もそうでした。

ワクワク系マーケティング実践会
に入会した
チェーン店の店長時代に

「お客さんに自己開示してみよう」
と思い立ったのですが、

それまではセールのDMしか
送ったことがなかったので、

自分のプライベートな話を
いきなり送って
怒られたりしないだろうか、
変に思われないだろうか、

とかなり躊躇しました。

そこで
レジでポイントカードを
お返し忘れたお客さんに絞って、

封筒にポイントカードと一緒に
自己開示を書いた
便箋を一枚入れて送りました。

便箋には
ポイントカードをお返し忘れたお詫びと
ご挨拶とともに、

私がラーメンが大好きで
食べ歩きしていることを
書きました。

どんな反応が来るか
不安は大きかったですが、

ワクワク系マーケティング実践会から
毎月送られてくる情報誌には、

会員さんたちが
自己開示によって

お客さんと
とても良い関係性を築いて
愉しく商売をしている実例が

毎月たくさん
掲載されていましたので、

勇気を出して
送ってみました。

当時、送ったのは
20~30人ほどだったと思いますが、

封筒が届きはじめると
お店でお客さんから
声をかけられるようになりました。

「店長さん、ラーメン好きなんですね。私もあのお店好きです」
「チェーン店から手紙もらったのはじめてです。ありがとうございました。」

お礼を言うだけでなく
たくさんお買い物してくれる
お客さんもかなりいて、

クレームのようなものは一切なく、

「やる前の不安は何だったんだ」
「なんでもっと早くやらなかったんだ」

と後悔しました。

お客さんとよい関係性を築くために
必須の

「自己開示」

ぜひみなさんにも
やっていただきたいのですが、

「お客さんに自己開示しよう」
と言っても

何かすごいことを
開示する必要はなく、

「自分に起こったプライベートな出来事」
「自分が最近思ったこと」
「自分の趣味」

などでOKです。

ちなみに、
私の個店時代の自己開示で
一番お客さんにウケたのは

私の著書
『つらい仕事が天職に変わる!』
に書きましたが、

「食後に息子とたい焼き1個を奪い合った話」
です(笑)

ぜひみなさんも
みなさんらしい自己開示
をしていただき、

お客さんとの絆を育んで、

愉しく永く
ご商売を営んでいただきたい
と思います。

ということで、

こちらの動画では
「絆づくりのよくある誤解」
「自己開示の実例」
をお話ししています。

絆づくりをスタートする
第一歩としていただければ
と思います。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/8lKxwN7X0oM  
  

それではまた次回に。

  
  

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