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身体のコンディショニングは脳のコンディショニング

 こんばんわ。

今日、話をしていて感じたのは、やはりトレーニングというと、まだまだ筋肉を鍛える、筋力を強化するものといったイメージが強いんだなあと。

もちろん、そうした効果はありますが、脳のパフォーマンスを高める為にも、トレーニングを通して身体のコンディションを整えることは、とっても効果的なことなんですよね。

ということで、本日はトレーニングと脳のパフォーマンスについて考えていきたいと思います。

脳の基本構造

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最初に少し専門的にはなりますが、私達の身体をコントロールしている脳を解剖学的に見ていくと、大脳、間脳(かんのう)、脳幹(のうかん)、小脳などがあります。

深層の脳幹から見ていくと、中脳、橋(きょう)、延髄と3つの部位に分かれ、主に呼吸や心拍数のコントロール、体温や意識レベルの調節など、生きる為に必要な機能を司る脳であり、無意識にコントロールされています。

その上の間脳には、代表的なものとして視床(ししょう)と視床下部(ししょうかぶ)があり、自律神経系やホルモンの分泌などをコントロールしています。

間脳と大脳新皮質の間にある大脳辺縁系は、情動反応に関わる扁桃体や記憶に関わる海馬が存在します。

ちなみに「情動」というのは、感覚刺激の入力に基づいて生まれる、快や不快、恐怖や怒り、悲しみ、喜びなどの本能的な感情やそれに伴う身体的な反応のことをさします。

最後に、表層には思考であったり、人間らしさを司る大脳新皮質があります。

思考力を高めるには、先ずは体調を整える

思考であったり、創造であったり、いわゆる社会や仕事で求められる能力というのは、基本的に大脳新皮質によって行われています。

考えることと呼吸をすること

クリエイティビティを発揮することと眠ること

優先されるのは、どちらでしょうか?

息が苦しい時や、眠い時にクリエイティブな思考は出来ませんよね。

高い思考力や想像力を発揮する為には、身体や心のコンディションを整える事が大切。

ただ、呼吸がエラーを起こしていても、睡眠や栄養が不足していても、それに気が付かなかったり、後回しにして日々を過ごしている方が多いんです。

その為、トレーニングを通して、自分の身体と心と向き合い、自分の身体を感じ、整える事で、脳は本来持っているパフォーマンスを発揮しやすくなります。

また、運動事態による感覚刺激も、脳を活性化するのに効果的。

トレーニングは筋肉を鍛えるものとだけ考えるのではなく、身体を整えることで日々の思考や仕事のパフォーマンスを高める為にも、大切なこと。

テレワークの合間やお風呂上りに、以下の呼吸エクササイズを行うだけでも、呼吸や自律神経を整えるのに効果的ですので、ぜひお試しくださいませ。

ぜひ定期的なトレーニング習慣を!

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