20~40代は特に野菜が不足している
おはようございます。
コロナ前は、週末の多くは出張でホテルに泊まっていましたが、朝食会場で驚くのが、「茶色、茶色、茶色」の嵐
朝からコロッケ、焼きそば、唐揚げ、ソーセージなどを盛り付けている方ばかりで、特に男性で野菜を多く盛り付けている方は本当に少数
お客様に食事の写真を送って頂いても、やはり野菜や海藻、キノコ類の量が圧倒的に不足気味
本日もそんなやり取りがあったので、どうやったら野菜が摂り易いか?を綴っていきたいと思います
野菜が不足している日本人
厚生労働省が推奨する、1日の野菜摂取量は350g。その内、緑黄色野菜が120gを占めているのが理想と言われています。
しかし、実際の日本人の食生活を厚生労働省が発表している令和元年の「国民健康・栄養調査」から見てみると、1日の平均が269.8gになります。
そして、20代、30代に至っては、1日の平均222.6g(その内緑黄色野菜は60.5g)と239.5g(その内緑黄色野菜は73.2g)と100g以上も少ない数値になっています。
【国民健康・栄養調査 令和1年版】
更に見ていくと、おそらく全体的な食事量の問題かと思いますが、男性と女性の野菜摂取量の平均値を見ていくと、20代男性は233g、20代女性は、212.1g、30代男性は258.9g、30代女性は223.3gと、女性の方が少ないんですね!
そして、1日に350g以上の野菜を摂取している人は、20代男性が19.7%、20代女性が14.8%、30代男性が21.9%、30代女性が14.8%とかなり低い数字になっており、意識的に摂らないと、野菜の摂取量は不足してしまいます。
色が濃くて洗うだけで食べられる野菜を活用する
まず簡単なのは、プチトマトや赤パプリカなど、色が濃くて洗うだけで食べられる野菜を活用することです
冷蔵庫に常備をしておき、家で食事を摂る時にサッと洗って、プラス1品として追加をするのがおススメです!
コンビニで売っているサラダや、ランチの時に付いてくるミニサラダなどを見ていても、キャベツやレタスなどの葉物系の淡色野菜がチョロッとあるくらいで、緑黄色野菜が不足しがち。
その為、トマトや赤パプリカなどのサッと洗うだけで食べられる緑黄色野菜は、積極的に活用をしていくことが大切。
緑黄色野菜の定義とトマト&ピーマン
そして、緑黄色野菜の定義としては、厚生労働省により以下の様に定められています。
「原則として可食部100g当たりカロテン(カロチン)含量が600マイクログラム(μg)以上の野菜」
そして、トマトやピーマンなどは、100gあたりのカロテン含有量が600㎍未満なのですが、食べる回数や量が多い為、緑黄色野菜に認定されています。
ちなみにパプリカは、赤色のパプリカは緑黄色野菜なのですが、黄色のパプリカは緑黄色野菜に分類されないのが面白い所です。
黄色がダメな訳ではありませんが、色によって含まれる栄養素が異なるんですね!
冷凍の緑黄色野菜を追加
次に活用をしやすいのが、冷凍食品として販売されている緑黄色野菜を活用するのもおススメです。
例えば、冷凍のほうれん草などがコンビニでも売っていますので、お味噌汁に加えたりするだけで、手軽に摂れます。
他にも焼いたお肉に冷凍のブロッコリーをやインゲンなどをレンジでチンして追加するだけでも、緑黄色野菜の摂取量を増やせますよね。
先述の数値を見れば分かる様に、それくらい意識して摂らないと、緑黄色野菜は不足しがちなんですね!
サラダショップを活用&緑黄色野菜をトッピング
金銭的なコストを掛けても良い方は、サラダショップを活用するのも1つですね。
最近では、With Greenやクリスプ・サラダワークスなど、首都圏を中心に街中でサラダ屋さんを見掛ける事も増えましたので、そうしたサラダショップを活用するのも1つです。
ベースとなる葉物野菜以外に、トッピングを選べることも多い為、緑黄色野菜を中心にトッピングを選ぶのがポイント。
金額的には、そこそこしますが、契約農家さんから旬の野菜を購入している場合が多く、栄養価の高い野菜を摂る事が出来ると考えられます。
こうしたサラダに、コンビニでゆで卵やおにぎりなどを購入すれば、バランスのとれた食事を摂る事が出来ます。
野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれていますし、更に言えば、まだ見つかっていない未知の栄養素などもたくさん含まれています。
ぜひ健康の為にも、意識的に野菜を摂る様にしていきましょう。
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