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私とタスクシュートの出会いと歴史|推しは推せる時に推せ

タスクシュート協会でメンバーの活動をサポートしているTOSHINORIです。認定トレーナー養成講座の0期にも参加し、協会設立時から関わらせていただいています。

これまで私自身のタスクシュートとの出会いや歴史についてちゃんと話したことがなかったので、今日は私とタスクシュートの出会いと活動の歴史を書いていきます。

なお記事タイトルの「推しは推せる時に推せ」というメッセージは本音でもあり、タイトルが地味だったのでつけ加えた遊び心です。


出会いから挫折まで

私がタスクシュートと最初に出会ったのはたぶん2011年。

もともと「ライフハック」的な話が好きで、小山龍介さんや勝間和代さんの出版されていた書籍も楽しく読んでいたというところから繋がった。

また別に、昔から時間管理やタスク管理がめっぽう苦手で、「なんとかしなれば」という問題意識がずっとあったため、定期的にそういった情報を検索しては色々な方法をかじっていたという側面もあった。


2011年頃の私はまだ、「PDCAを回す」ということを知らず、そもそも問題に対して「仮説を作る」とか、「その検証のためには記録が必須」といった知識・発想がなかった。

なので何かのメソッドを「試す」というほどの行動はできず、単純に「よさそうだ」と思うものがあればちょっと触ってやめる、という感じで、どんなメソッドも「かじる」程度の関わり方しかできなかった。

そんな時間管理・タスク管理ジプシーのような動きをしていた中、「これができれば理想だ!」と思えるタスク管理方法に出会う。

それが大橋悦夫さんが配っていたTaskChute(エクセル版)だった。


当時の正確なダウンロード日が気になり調べてみたが、残念ながらメール検索にはかからず。最初の出会いが2011年頃だとわかったのは、残していた2011年のメモからその名前が出てきたためだ。

今あらためてTaskChute(エクセル版)のダウンロードページを探してみたら、「あの頃」を思い出して、なんだか懐かしさでグッと来る。

※今もエクセル版DLできます


再会。 時は動き出す

先に書いたように、2011年頃の私はPDCA的な概念がなく、エクセル操作も弱く(今も弱い)、TaskChuteをダウンロードをしたものの、ファイルを開いて秒速で挫折した。そうして、TaskChuteというツールは私の中で幻となっていった。

それでも、その時に知ったTaskChute的なアプローチはずっと無意識的には「理想のタスク管理法」だと刻まれていたようだ。

これは今ふりかえってみてわかったのだけど、挫折した後も私はずっと、TaskChuteを使わずにいながら、しかしどうやってTaskChute的なログを取るか、TaskChute的なタスク管理をするか、といったことを求め、その実装のために彷徨っていたようだった(TaskChuteのことは忘れていたのに)


TaskChute(エクセル版)の挫折&忘却から9年が過ぎた2020年。

「7つの習慣」の現実的な実装方法について考えていた時に(7つの習慣は素晴らしい本だが、活かすには自分に丁寧にアジャストする必要を感じていた)、偶然jMatsuzakiさんのブログに出会い、そこでTaskChuteクラウドの存在を知る。

もう完全にTaskChuteの存在は忘れていたため、あらためてjMatsuzakiさんのブログと動画からTaskChuteでできるタスク管理方法を知ることで再び衝撃を受け、「まさにこれが私の探し求めていたツールとメソッドだ!」と狂喜乱舞しながら使用を開始した。

こうした流れで、私はタスクシューターとなった。


時間管理ジプシーの終着点

TaskChuteクラウドと出会う前年の2019年頃には、App Storeにある「タスク管理」と名のつく(検索でヒットする)アプリは片っ端からダウンロードしていて、iPhoneのホーム画面1ページが全てタスク管理アプリで埋まっていたほど、私は理想のアプリを探し求めていた時期があった。

その中で1番気に入ったのはTodoistだったが、それも「完了したタスクが消える」という点や、「時系列に見られない」点などが不満で、それとGoogleカレンダーとエバーノートを併用してなんとか、いわゆるTaskChute的なログの構造を作り出せないかと苦心していた。(この時にはTaskChuteの記憶はなかったので、「オリジナルですげえもんつくろうとしてる俺」と思っていたw)


そうして、あらゆるアプリを試してもかゆいところに手が届かず、「時間管理が苦手すぎる」ことによる、生活上&仕事上の弊害をクリアすることができずに困っていた中、現れたTaskChuteクラウドは私の人生を変えた。

それは「理想の時間管理手法を探す旅」を終わらせてくれた、まさに「ぼくのかんがえたさいきょうのたすくかんり」だった。

脳内にあるTaskChuteクラウド的なイメージのツールをなんとか自分で作れないかと、プログラミングを学習しようか迷っていたほどだった私は、なんと自分が作りたかったものがすでにこの世にあったとは!!という衝撃に震えた。

こっ、これは!私があまりにも求めたために神が与え給うたのではないか!このタスク管理ツールは今、私の求めに応じて今、この瞬間に我が世界に創り出されたのではないかッ!などと、ぶっとびスピリチュアルな妄想すら浮かんだほどだ。

そうして、そのようなファーストインプレッションの衝撃は裏切られることなく、実際に使ってみても理想通りの結果を、さらには想定を超えた成果を、私の生活にもたらしくれた。


興味がある人「全員」1度は使ってほしい

TaskChuteクラウドは私の夢の1つを叶えてくれたツールだ。「時間管理・タスク管理」に興味がある人には「1人残らず全員に」使ってもらいたいと本気で思っている。

私はADHD診断が出ている程度に時間管理が困難で、仕事にも大きく支障が出ていた。その問題から躁鬱の傾向もあったが、2020年のTaskChuteクラウド使用開始からは1度もそのような問題は起きておらず、人生は右肩上がりによくなっていっている。

TaskChuteは時間管理の問題意識から出会ったツールだったが、それはツールにとどまらず、時間・タスクの認識アプローチから人生全体を豊かにできるメソッドでもあったことが、本質的な人生の変化をもたらしてくれた秘訣だと思う。

考案者の大橋悦夫さん、開発者のjMatsuzakiさんには本当に感謝していて、いまでも心の中では毎晩  東京とドイツに向かって五体投地している。


そしてこのツール&メソッドは私に限らず多くの人の人生を変えると私は確信していて、2022年から勝手に布教活動を始め、そこからjMatsuzakiさんに繋がり、今ではタスクシュート協会にも参画して、タスクシュートを愛する同志たちと日夜楽しく活動している毎日だ。

「いいものは広めてなんぼ」であり、「推しは推せる時に推す」という信念を持って、今も毎晩クラブハウスでタスクシュートの疑問に応えたり、いろいろな話題で盛り上がるルームを開いている。

※気軽に誰でもご参加できます。無言参加も歓迎で、チャットのやりとりもできますよ。21:40〜22:00までの開催で、たまにjMatsuzaki氏も降臨します。


これが、私とタスクシュートの出会いからこれまでの歴史になる。そしてここからは、タスクシュートが世界的なメソッドとして世に広まった未来まで、みんなで楽しく歩んでいく。

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