意外と知らない!その3:四つ葉のクローバーがなぜ幸運なのか
春が近づくと色んな草花が芽吹き、自然が息づいてきます。
そんな季節、皆様は「四つ葉のクローバー」を探した経験はないでしょうか。
私も幼い時に草原で遊びながら、クローバー探しをしていました。
これは皆さんも聞いた事があると思います。
ではそもそも、この話はどこからきたのでしょうか。
由来
クローバーとは、和名で「白詰草(シロツメクサ)」と言います。
名前の由来は、江戸時代に日本とオランダとの貿易の際、
硝子器を破損させない為に詰め物としてクローバーが用いられた事から、
ツメクサ(詰草)の名前が付いたそうです。
他にムラサキツメクサもあり、日本に運ばれた後に野生化しました。
四つ葉が出来るワケ
クローバー(白詰草)の葉は本来3枚です。
学名も「トリフォリウム」(Trifolium)といい、「三つ葉」という意味です。
ではどうやって4枚目が生まれるのでしょうか。
1つは突然変異で生まれる場合です。
ランダムの確立で生まれる変異個体を見つけるという意味では、
確かに「幸運」と言えると思います。
もう一つは意図的に作り出す方法です。
針などでクローバーの成長点を刺激することによって、4枚目の葉を形成させる事ができます。
これは道端など、人が踏み入れやすい場所で見つかる確率が高いのも頷けます。踏まれて成長点が傷つき、そこから葉が形成されるのです。
花言葉
四つ葉のクローバーには「真実の愛」という花言葉があります。
とても素敵な花言葉ですが、実はクローバーが持つ葉の1つ1つにも花言葉があり、4枚が揃う事で「真実の愛」となるのです。
三つ葉の「私を思い出して」は切なく感じますが、これは四つ葉が注目を集める為、自分を思い出して欲しいという気持ちから来る言葉だそうです。
そして四つ葉の花言葉はこちらです。
四つの想いを集めて伝える「真実の愛」。
こうして考えると、四つ葉を見つける幸運は花言葉に沿う想いと感じます。
まとめ
実はクローバーには五つ葉、六つ葉も存在し、ギネス記録は56枚という記録があります。
しかし葉の枚数の上限ではなく、その葉1枚1枚に込められた花言葉を私は大事にしたいと思います。
目の前に現れた四つ葉のクローバーをきっかけとし、幸運に満ちた自分であると信じて過ごす日々が、本当に幸運に満ちた時間を繋ぎ合わせていくと思います。
毎日は幸運が散らばっていると捉え、幸せになる瞬間を探していくと、
違った時間を過ごせると思います。
ではでは☆
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