産後の骨盤
こんにちは。
トレーニング中、歯を食いしばる癖がついてしまい遂には歯が欠けてしまいました。
美人な歯科衛生士に会えると思えばこれまた一興。幼い頃は苦手な歯医者も今では楽しみです
小林です。
今回は栄養とは離れて"産後の骨盤"について記事にしていきます。宜しくナス。
骨盤の位置と名称
骨盤とは寛骨や尾骨、仙骨の三つの骨から形成される上半身と下半身を繋いでいる骨になります。
寛骨は腸骨、坐骨、恥骨と三つの骨で構成されています。
産後の骨盤の特徴
当たり前ですが出産時は産道(赤ちゃんの通り道)が広がる訳なので、骨盤もつられて広がります。
⭕️で囲んだ部分"恥骨結合"が広がります。
恥骨結合が広がる事での変化
恥骨結合が広がる事で、寛骨全体が外側に開く形になります。これを"緩みの肢位"と言います。
寛骨全体が開き緩みの肢位になると
仙骨が地面に対し、垂直方向に立つ様な形になります。これを"カウンターニューテーション"と言います。
カウンターニューテーションのその後
仙骨が地面に対し垂直になる事で
地面に対し垂直方向に上方からかかる重力と
地面に対し垂直方向に下方からかかる床反力がなす
剪断力が強くなる事が推測されます。
剪断力が強くなる事で仙骨と腸骨のつなぎ目
※"仙腸関節"に強い負荷が掛かる事でズレが生じ
"仙腸関節痛"いわゆる産後腰痛が生じる訳です。
※下画像___線の位置
対策
上記文献によると
産後骨盤帯の痛みと妊娠関連の腰痛(PGPP)を引き起こす危険因子として
腰痛の既往歴、妊娠前BMI>25、妊娠中のうつ病、妊娠中の重い作業負荷と結論づいています。
ここでもうつ病が関わるみたいですね。
実際、仙骨カウンターニューテーションによる剪断力の増加が疼痛を引き起こす"構造的エラー"が原因の産後腰痛は全体の10%とも言われています。
(文献見つけられませんでしたorz)
その原因はストレスかも知れないし、食事、メンタル、環境、経験からなる記憶、気温、姿勢、気のせいかも知れません。
骨盤矯正よりも大事な事が沢山有りそうですね
最後までご覧頂き、有難う御座いました。