💖とことんユーミン💖Tears and reasons

こんばんは。とことんユーミン始まりです。

今日は11月3日　文化の日。
さすがに良いお天気でしたね。

深海の街ツアーは日曜日、月曜日は名古屋でしたね。
参戦した方もいらっしゃると思います。
いかがでしたか？

さて、今夜の
 💖とことんユーミン💖はTears and reasons です。
1992年11月27日リリースの24枚目のアルバム。
このアルバムのキャッチコピーは

「傷つく勇気を応援します」でした。

さて、1992年という年を振り返ってみたいと思います。
海外10大ニュースの第一位は
アメリカ大統領選でクリントンが当選したことでした。
映画は「ボディガード」
「氷の微笑」
「バットマンリターンズ」

尾崎豊が亡くなったのは衝撃的でした。
「君がいるだけで」
「悲しみは雪のように」
「涙のキッス」が大ヒット。

私は年女の36才。

このまま何もしないで
40才を迎えてしまうのかと
焦りを感じていた頃です。

💔無限の中の一度

最初からクイズです。
この曲が使われたCMは何でしょうか？

1992年キリンラガービールCMソング（出演、彫刻家・藤木:堤真一、カメラマンの卵・川野:高橋リナ）。

CMで流れているのを聞いた時、
わあっと電流が流れたのを感じました。

シャングリラや、POPCLASSICO,苗場でも歌われました。

子どもを寝かしつけてから、
幼稚園のママ友と連れ立って
浅草寺の境内を自転車で走り抜け、
ROXの前のビルにあった
高級カラオケ店カルナックで
熱唱した思い出があります。

きっと過去も未来も きみとめぐり逢い
きっと過去も未来も そして離れてく

昔好きだった人のこと思い出し、
なんか切ない気持ちになりました。

母乳を与えているときの母親は
動物の本能が
全てに優先します。
添い寝して母乳を飲ませながら、
昔の恋人を思い出すことはないと
私は思います。

でも子どもが乳飲み子でなくなり、
少し手が離れていくと、
時に母親から「女」が
顔を出すようになると思いました。

お化粧をしたり、
ファッションに心を配ったり。

今の若いママたちは、赤ちゃん連れていても
みんなおしゃれですけどね。
あの頃はまだなんか髪振り乱して
子育てしてたって思ってしまいます。

💔サファイアの9月の夕方

「色の特集」でも取り上げましたね。
『サファイア』といえば「リボンの騎士」
大好きでした。

なんだか清々しさを感じる別れの歌です。

ちなみにサファイアの9月の夕方の
イメージは
ロサンゼルス市立公園・グリフィス・パーク（Griffith Park）。
天文台から見た9月の景色は
サファイア色で抜けるような紺と
夕焼けとのグラデーション、
それと夜景がまるで
UFOが飛び交う絨毯のように
高台から見える様子だったそうで、
この光景にインスピレーションを
得て作った楽曲だそうです。

写真は信州上田無言館のある丘から撮ったものです。
サファイア色と夕映が美しくて撮りましたが、
携帯写真では限界ありました。

💔瞳はどしゃ降り

瞳はどしゃ降り は
1992年にA.S.A.P.に提供した
「Teardrops In The Rain」が原曲です。

一度「雨特集」で
取り上げていますので、
今回は違って解釈を書きます。

この歌は、
妻のいる音のに恋した女でなく、
不倫をしていた夫に対する妻の歌なのでは
ないかと密かに思ったことがあるんです。

というのも、仕事バリバリで、
夫より仕事を優先していく友達がいました。　
夫は彼女の仕事を
ことごとく邪魔したあげくに、
不倫。

さっさとケリつけて。
離婚するのも早かった！

でも、
彼女の意地が悲しく見えました。
ちょうどこのアルバムが出たときに
起きたことなので、
この曲を聞くと思い出します。

夫婦はライバルって思っていました。

この詩ぐっと迫るものがありました。
人生のシナリオは自分で書く！
こう決めました。

💖ミラクル

再びCMクイズ。

ミラクルもCMソングです。
何のCMでしたか？
1992年苗場プリンスホテルCMソング。

あなたに会えた眩しいミラクル
泣きたいくらい待ち望んでた(この運命)
力の限り Sparkling

「あなたに会えてよかった」
と思えるような出会いをしたいなあとふと思ったり。

子どもがだんだん手がかからなくなって
余裕が生まれてきたおかげなんでしょうね。

💔Misty China Town 

Misty China Townは
1992年宝塚歌劇団への提供曲「ミッドサマー・イブ」
（宝塚歌劇団月組公演『PUCK』主題歌）の歌詞違いです。


チャイナタウンといえば
横浜中華街。
私が出かけた
世界のあちこちにある
チャイナタウンの中でも
大きな街です。

私の子どもの頃は、
「支那街」と呼んでいました。
母方の祖父は神奈川県警勤務なのに、
お酒も飲まない実直な人でしたが、
私を中華街に連れて行ってくれました。
その頃は、そこは「外国」でした。
お店の人は私たちには日本語でしたが、
厨房では中国語で話していました
一歩裏通りに入ると、
焼き豚が釣り下がっていたり、
ガラス瓶の中に蛇がトグロを巻いていたりと、
不思議な雰囲気でした。

(写真はジャパンアーカイブスより)

新年を迎える頃、
一斉に汽笛が鳴ります。
今は停泊している船が少なくなり、
あまり聞こえなくなりましたが、
子どもの頃はテレビで
「ゆく年くる年」が始まると、
長い汽笛の音が聴こえてきて、
ああ、今年も終わるんだあ、
新しい年がくるんだと
子どもながらに哀愁を感じながら、
きいていました。

最近は新年の汽笛の音を
うるさいという住民がいると聞いて、
びっくり仰天。です。

そうそう、今
は霧はあんまり出ないのですが、
子どもの頃はよく霧がでたんです。
そんな時、
マリンタワーの赤と緑の光が通って、
港の場所を教えてくれます。
灯台ってすごいなあと
思った記憶があります。

また、旧暦の新年の
チャイナタウン賑やかさは格別です。
そしてこの季節に、
苗場のコンサートが始まるのですよね。

💔私らしく

「私らしく」も好きな曲です。

ひとつ またひとつ 涙の粒がひざにこぼれた
心から 幸せ祈れば 会いたくなるけれど
今度こそ 強くゆっくりと 自分を生きてゆこうね

涙をぽろり、ぽろりとこぼしながらも
泣き崩れてしまうのでなく。
膝にこぼれた涙の跡を拭いて、
立ち上がってゆっくりと自分を生きてゆこうと
決意する主人公に感情移入しました。
そして、

二度とない恋だったけれど 私を忘れてもいいの
明日から 前よりももっと 私らしくなるわ

前よりもっと私らしくなるわと歌う主人公。
そうだ！私らしく生きないとダメだわ！
と自分を奮い立たせました。
元気の出る曲です。

💓冬の終り

1992年フジテレビ系ドラマ
「ボクたちのドラマシリーズ」
『その時、ハートは盗まれた』エンディングテーマ。
第69回NHK紅白歌合戦にて
aikoがユーミンの好きな楽曲としてこの曲を挙げています。

この曲を初めて聴いたとき、
女学校の教室のスチーム暖房の匂いがしました。

16才で母を亡くしてから、
学校では極力元気を装っていました。
かわいそうな子だと思われたくない一心でした。
高校2年の冬に大失恋をして、
意気消沈していても、
みんなとはしゃいでいました。
そんな私の無理を知っていた友達が心配して、
手紙をくれました。
その超癖のある字が並んだ手紙を
放課後に読んだ教室。

ホントにみずみずしい感性だなあと思いました。
においや温度や湿度も感じさせる詩…
心惹かれます。

💓So high 

So high も同じくドラマ
『その時、ハートは盗まれた』劇中歌でした。


内田有紀のドラマデビュー作であり、
一色紗英演じる主人公が恋心を抱く
女子学生役を演じました。
木村拓哉の
本格的な連続ドラマデビュー作であると同時に、
後に『あすなろ白書』
『ロングバケーション』
『ビューティフルライフ』といった
木村のブレイク作もしくは
代表作といえるドラマ作品で関わることになりました。

YouTubeで第一話を見つけましたので、
お時間ある方はどうぞご覧ください。
みんさん若くてキラキラしてます。

ちなみにロールシャッハテストって
受けたことありますか？
何に見えるかってやるのですが、
今はもうしなのかなあ。

💗恋の一時間は孤独の千年

恋の一時間は孤独の千年 
は1984年に麗美に提供した曲。
1987年の逗子コンサートにて
初めて本人によって歌唱されました。

夏の歌で紹介しましたね。
時間って不思議。
このアルバムによくあっていると思います。
1984年に作られたのだから
時間差がありますが、
違和感ないですね。
でも
若い麗美の声で聴きと、
違った曲のようですね。

❤️Carry on

Carry on は
1992年NHKスポーツニュース番組
エンディングテーマでした。

2003年にポーリン・ウィルソン（ex シーウィンド）OVER THE SKY: Yuming International Cover Album』でカヴァーしました。


この曲はシャングリラ3のラストでも歌われ、
逗子のハイライトでもこのCarry onがありました。

Carry on は　続ける　という意味ですが、
くじけずに続けるって感じだと思います。

感染者数が減ってきたので、
止まっていたことが
少しずつ動き始めてきました。
私もいくつかのイベントを企画しています。

私が出会えて素晴らしい人、
かけがえのない家族
愛する人たちと一緒に
過ごす時間の
なんと大切なことかを
この1年、深く感じました。

一人では孤独で耐えられないことも
みんなで一緒にやればできるんですね。

たとえば
この「とことんユーミン」も一人ではできないことです。
モデレーターの一人ひとり、
毎週きてくれる皆様お一人おひとりが、
この番組を作っているのだなああと思います。
感謝です！


終わりのない長い道に
傾いてゆく夏の光
あなたはただ走っている
金の炎が燃える場所へ
Carry On(Carry On…)

いい曲です。

では紙ヒコーキお便りを紹介します。

「懐かしいアルバムです〜
受験勉強中にずっとユーミンを聴いてたので、いまだにBGMにすると集中できます👀
他の邦楽だと、歌詞に気が散ったりするんですけど、ユーミンはなんだかバイオリズムが合うというのか… スーッと頭と体を抜けていくような感じがします。」

「こんばんは！
tears and reasonsはラジオで聴いていました。
その頃中学生だったんですが、FMのサウンドアドベンチャーとAMのオールナイトニッポンのギャップに戸惑っていた覚えがあります。涙とその訳！いろいろなストーリーが送られた手紙からわかりました。」

30代半ば、母であり、
商家の嫁であった私は
自分というものを捨てていました。
でも、このアルバムを聴いて
変わりました。

新聞の読者欄の投稿して、
自分の文章が活字になって掲載された時、
すごく嬉しくて、
「文章を書く」喜びを知りました。
そうだ！今の思いを書こう❣️

そして、小説を書きはじめました。

私らしくあることを気づかせ、
一歩前に前進させてくれた貴重な
アルバムです。

今夜はお仕事で
あさこちゃんもシュンミンもおやすみでした。

そして来週は、
神奈川県民ホールの「深海の街」に
潜ってきますので、
「とことんユーミン」おやすみです。

では再来週❣️ お元気でお過ごしください♪

動画もお楽しみくださいね。

#松任谷由実
#ユーミン
#とことんユーミン