💌 12年前の手紙💌
昨日、久しぶりにFBの「過去の思い出」を見ました。
2012年2月8日に投稿していた記事が上がっていました。
2011年3月11日に東日本を襲った地震と津波・・
東日本大震災と名前がつきました。
この日私はタイチェンライでニュースを聞いたものの
翌日からさらに山奥の村に行ったので
なんの情報も入らず、
気を揉んでいました。
帰国して第二のわが故郷と思っている
いわき市が大変なことになっていることを知り、
東北の教会や知人のつてを通して
支援の輪に加わりました。
気持ちはあっても何をどうすれば良いかわからず。
とにかく現地からの指示に従って
支援物資を送りました。
ファッションバッグ製造会社の専務をしていた私は
その時は夫だった社長と協議して
被災された方々に
リュック、ショルダーバッグ、
ポーチなど、
実用的なものから
可愛いレースのフリルのついたバッグまで
色々な種類のバッグを送りました。
300本以上は送ったと思います。
そのうち、会社にお礼状が届くようになりました。
全てを流され、最悪な状況の中でも
希望を持つことを忘れず、
感謝の気持ちを伝えることができる・・・
これはなんと素晴らしいことでしょうか。
私はいただいた手紙を読み
涙が止まりませんでした。
11年の歳月が流れました。
私は会社を退職し、
その会社も昨年廃業しました。
27才になった彼は、
今、どこで何をしているでしょうか・・・
お母さんを助けて、
しっかり生きていると思います。
多くの若者が希望を持って
人生を生き抜くことができるように
私たち大人は誠意を持って
見守っていきたいと思います。
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