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マリゴールドの魔法 はじまり はじまり


NPO 「マリゴールドの魔法」



NPO 「マリゴールドの魔法」を
2021年4月1日に立上げました。
この「マリゴールドの魔法」という名前はは
「赤毛のアン」の作者モンゴメリが書いた
「マリゴールドの魔法」という
小説のタイトルにちなんでいます。

ちょうど5年前、
私はブログに定年後について
マリゴールドの魔法についてこう書いています。

5年前のこと

〜原題は"Magic for Marigold" 
「マリゴールドへの魔法」 

赤ちゃんの時にお父さんを亡くしたマリゴールドが
大家族の中で成長していく物語で、
彼女を見守る大祖母の様子がうまく描かれています。


さて、モンゴメリの代表作「赤毛のアン」のヒロイン
アン・シャーリーには両親がいません。
全く他人のマシューとマリラという兄妹に育てられます。

作者のルーシー・モンゴメリも幼くして両親を亡くし、
祖父母に育てられました。

モンゴメリの小説に惹かれるのは、
私も16歳で母を亡くし、
多くの方々の助けをいただいて生き延びてきたという
経験があり、
共感を持てるからです。

4歳下の弟の母親代わりになり、
学業と家事の両立して生活する私を
友人、友人の家族、
学校の先生が支えてくれ、
勇気を与えてくれたので、
青春時代を生き延びることができました。

浅草の商家に嫁ぎ、二児の母となり、
仕事と家事と育児に無我夢中のときも、
子どもを通しての縁で出会い、
親しくなったお友達、
その方達に励まされて嫁時代を生き延びました。

二人の息子が学んだ寮のある学園では、
父母会で知り合った同志の友を得て、
思春期の男の子を育てることができました。

子育てがひと段落した頃から、
プロテスタント教会での奉仕をして、
海外で行われる大会に参加し、
世界で起きているさまざまなことの
ほんの一部を知ることもできました。

東日本大震災復興支援の
お手伝いをさせていただく機会も得ました。
そして、次第にこれからの人生を
どう生きるかを考えるようになり、
社会に働きかける何かをしたいと思い始めました。
大学で社会福祉を学んだ時の私が蘇りました。

そう、私はカウンセラーになりたかったのだと。
カウンセリング講座で学び直し、
悩みの相談を聞こうと思いました。
でも、ちょっと待って…私に傾聴ができるの?
こんなにおしゃべりなのに。

子どもたちの食事を提供するこども食堂を作りたい!
でも、ちょっと待って… 私、
そんなにお料理上手にできないわよ。
いろいろ調べて考えていました。

私に何ができるでしょうか。
そして、気づきました。

こどもたちの心の中に種を蒔こうと。
希望という小さな種。
音楽や絵、本を通して感動する心を育てる種。
どうやって?

子どもたちのための
一つの小さな取り組みを始めました。
昔馴染みのお友達から、
知り合ったばかりのお友達まで
声をかけて輪が広がっていきます。
なんかワクワクしてきたね。
希望の種はおとなにも必要でした。

おとなだって、みんな、こどもだったのです。
みんな、だれかに助けてもらって
生き延びてきたのでしょう。
こんどは私たちの番です。
昔は良かったと思い出に浸るのも素敵な時間です。
でも、未来を思うのは、もっと素敵なことでしょう。


『微力だけど、無力ではない。』
という言葉を心に
少しずつでも、
社会に働きかけていきたいと思います〜






新しい取り組み

定年退職を目前に控え、
退職後の人生をどう生きるかを
思い巡らした頃でした。



未来を生きる子どもたちために
何かしたいという気持ちは日々強くなりました。

定年退職後、実家をリノベーションしてオープンした
ソーシャルアパートでも
実験的にいくつかの取組をしました。


その歩みの中で時に自分自身の
能力、体力の限界を感じることも
多々、ありました。


高台にあるこの家に吹く風のように
東風、南風、西風、そして北風…
さまざまな風が吹いています。


そして、昨年から起きたコロナ感染拡大の大風は
人も夢や希望を吹き飛ばしてしまうほどの
勢いを持って容赦なく
今もなお吹きつけています。


でも、そんな中にあって、
不思議なご縁で結ばれて、
吹き飛んできた小さな種から
一粒、一粒、小さな芽が出始めています。

ソーシャルビジネススタートアップ講座に通い、
新たな同士に巡りあいました。
はじめての『オンラインミーティング』は
これまで思わなかった可能性を持っていることに
気づかされました。

魔法ってなに?

MAGI マギ という言葉をご存知ですか?

マギとはイラン古語のギリシア語読みMagoi を
ラテン語化したもので、
魔術師 magician の語源でもあります。

アケメネス朝ペルシアでは
祭司階級であるペルシアのマギと
魔術師としてのバビロニアのマギが
明白に区別されました。

新約聖書で東方から星に導かれてきた三人を
マギでなく博士と呼ぶことが一般的です。

マリゴールドの魔法には年を重ね、
円熟した賢者であるプラチナ世代が
若い世代に叡智を伝えていこういう願いが込められています。

『マリーゴールドの魔法』の始まり


そして、
『マリーゴールドの魔法』を本格的に
始動することにしました。

📕オリジナル絵本の作成、
🌿アロマトリートメント、
📖朗読会、
🎄クリスマスファンタジー
🥚イースターパレード
♫子どもと一緒のコンサート


子育て中のママたちが笑顔で幸せになれば
子どもたちはそれだけで幸せになれるでしょう。



ママたちを支えてくれる保育士軍団も控えています。



1986年から始まったバブル期、
バブルを「バブルバス」と勘違いしていたほど
社会時世に疎く、
商家の嫁として働き、
子育て真っ最中だったあの頃…


笑顔なんてなかったかもしれません。
いつも疲れ果て、自分をボロ雑巾のようだと
思ったこともあります。
この頃の記憶はほとんどありません。
もっと、笑顔で子育てを楽しみたかった…
ふと思い返します。


今、「子育て真っ最中」のママたちが
一息ついて、笑顔になれたら、
その笑顔こそ幸せの種です。


おじさん、おばさん、
おじいちゃん、おばあちゃん、
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんが
少し手を貸していけたら、
幸せの種を撒いていけたら、
どんな実ができるか、
見ることはできないかもしれないけど、
きっと、きっと、楽しいと思います。



マリゴールドの花

マリゴールドはヨーロッパではカレンデュラ
日本ではキンセンカとも呼ばれています。
キリスト教圏ではマリアさまに捧げる黄金の花…
古代エジプトでは「若返りの薬」
ジプシーたちの万能薬として使われています。







わたしはこんなこと考えているのよ!
というお友達が集まり、
新しいご縁で繋がっていきます。


わたしもやってみたいなあと思う方がいらしたら
嬉しいなあと思います。


お友達の画家 大野愛さんが描いてくださったマリゴールド。
優しくて、ほっとする大好きな絵です

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