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クリティカル・シンキングを読んで

1.本を読む目的

・「考え方」について体系的に学ぶため
・エンジニアとして、そして社会人として思考力をつけるため
・何をするにしても必要な、土台としての「考え方」を鍛えるため
・他人の思考を的確に理解できるようになるため

2.気づき/学び

- クリティカルシンキングとは何か

一般的に訳すると「健全な批判精神を持った客観的な思考」
思考の「方法論」と「姿勢 / 心構え」を磨くことによりビジネスパーソンとして的確な思考ができるようになる。

- 思考する際の基本姿勢

①目的を常に意識する
 →話の論点をずらしてしまわないため

②自分自身、そして他人には思考のクセがあることを前提に考える
 →思考には各々のバックグラウンドがあることを意識していれば、すれ違いや見落としを減らせる。自分自身に対しては、自分の思考を客観的に見つめてクセを把握することが大切。人それぞれ思考のクセがあることを前提として持っていれば、他人を批判したり自己を正当化したりすることが減る。

③問い続ける
 →結論にたどり着いたとしてもそこで考えることを辞めずに思考を続けること。考えるためのキーワードとしては
▷So what?(だから何?その意味は?)
▷True?(本当に?)
▷Why?(なぜ?)

- ピラミッドストラクチャーで論理的に考える

論理の構造について、以下の3点から成り立っている。この3点を考えることで答えにたどり着くことができる構造になっている。

①何を考えるべきか(イシューと呼ぶ)が正しく設定できているか
 →手当たり次第に考え始める前に、まずは考えるべきことが何かを把握することから。求めているゴールが何なのかを設定せずに考え始めてもたどり着かないよねという話。話が脱線したり、必要ないことまで考えて無駄な時間を使ってしまわない為にも、出発点を設定することからはじめよう。
そして論点がずれていないかを、考えている途中で再確認することも大切。

②イシューに答えるための論点(枠組み)が押さえられているか
 →考えるべきことが決まったら、求める答えにたどり着くためには「なにについて考えればいいか」を考える。(ここを読んだ時、何を言っているんだ?って思いましたが、そんなに難しいことではなかったです)
「求める答えを出すために、AとBとCについて判断すればいい」というようなA/B/Cを考えること。
具体例をあげると、
イシュー:      ある部品をA社、B社どちらから購入するか
求める答え:     購入先を決定すること
考えるべき枠組みA: 機能や品質は 当社の基準を満たしているか
考えるべき枠組みB: 価格は適切か
考えるべき枠組みC: 納期を順守できるか
と言った具合です。

A/B/Cを答えることによって、おのずと最終的に求める答えに近づくようになるための問いのことである。
**

③イシュー・枠組み(問い)に答えた上で、根拠が適切であるか**
 →So what?(だから何?)を問いかける
枠組みの問いに対して答えるキーメッセージを抽出し、それらを組み合わせてメインの問いに対する答えを考えていく。キーメッセージを作るために、まず情報や事実をあげて、その後So what?(だから何?)を問いかける。イメージで例えるなら、「○○といった事実がある→So what?(だから何?)→□□だといえる(抽出されるキーメッセージ)」といった感じ。

 →Why?(なぜ?)True?(本当に?)を問いかけ、的確な根拠であるかを確認する。
メインメッセージまで抽出できたら全体を見直して抽出したメッセージがその下の階層にある情報のみを根拠として成立しているかを確認する。その際に問いかけるのがWhy?(なぜ?)とTrue?(本当に?)である。

上記の構造を、本にあるものに追記する形で図解してみました!
照らし合わせながら見たら少し分かりやすいと思います。

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3.これからのアクション

※まだ全てを読めていないので引き続き読んでいく

上記部分まで読んでみて、自分自身の思考の甘さに気づけた。

今後実践していくアクションとしては
・なぜ?を深堀りすること
・考えるべき論点を的確に押さえること
・基本姿勢3点を意識して思考をする
・この本を何度も読み返し、頭の中に叩き込む

4.メモ/後書き

まだ読めていない/理解していないものが残っているので、随時更新して行きます。

今回はここまでとします。
読んでいただきありがとうございます。

ではまた。

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