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ビジネスで勝ちやすい市場とは



<答え>競争相手の少ない分野を狙う。


孫子の言葉

「攻めて必ず取るは、その守らざるところを攻むればなり。守りて必ず固きは、その攻めざるところを守ればなり。」

(意味)

競争相手がいない、いても強敵ではない、というような市場に打って出れば、たやすくその市場を独占できる。

 

<筆者の考え>

「敵の守りの薄いところを攻めれば勝てる。敵がせめてこられないように守りを固めれば、負けることはない。」-孫氏はそんな当たり前のことを言い、敵の数寄屋弱みをつくるのが攻撃の鉄則であり、敵に隙も弱みも見せないことが守りの鉄則であるとしています。これをビジネスに当てはめると、どういうことになるでしょうか。

一言でいえば、「いわゆるニッチな市場で勝負しろ」と読めます。

ニッチな市場とは、そこで勝負しようとは誰も思わない分野。儲からない、乗り越えなければならない困難がたくさんある、とにかく面倒な仕事ばかりでやる気になれない、あるいはそこにニーズがあるとは誰も気づかない、そういった市場です。

ようするに、そんなところに打って出るライバルがほとんどいないから、うまくやれば間違いなくナンバーワンになれる、ということです。

実際、この論理のもと、誰もやろうとしないことをやって、そのニッチな市場で大きなニーズを掘り起こし、ビジネスを成功させてケースはごまんとあります。

そういう市場を見つけるコツは、まず常識を疑ってみること。

たとえばペットボトルの水やお茶だって、かつては「ニーズがない」と言われていました。ただ同然で手に入るものに、わざわざ高いお金を払う人はいない。当時の人たちはそう考えていたいのです。しかし、現実にはニーズがあった。ですから、今ではなくてはならないものになっています。

もちろん、ここまで市場が大きくなると、まさに「にっちもさっちもいかない」という状況。でも、市場がないときに乗り出せば、先行者有利を独り占めできるではないですか。ビジネスでは多くの場合、誰もが儲かると思う分野に、大勢が進出しています。そんな「分け前にあずかる」ようなやり方では、とても独り勝ちは望めません。

わざわざ大変な競争を自らに課すようなものだからです。

 



<感想>

最近副業ブームですよね。ビジネス系ユーチューバーの方々は、決まって自分の興味のあること(ブログ、ユーチューブ、せどり、金融投資等)をどんどん試して、トライアンドエラーの中で自分に合うものをさがそうと言います。私は現在、ブログに挑戦しております。日々、閲覧者が1人か多くて5人という状況です。ただ、目標は大きく、月収500万を目指しております。今は1円も稼げておりませんが、5年後には月収500万を達成すべく日々励んでおります。その中でこの言葉はとても響くものがありました。ニッチな市場で勝負、これは私が今考えている構想と全く同じでした。競合の多い市場ではなく、ニッチなところを掘り下げて稼ぐスタイルを形にできるよう、これからも日々精進してまいります!

 

参考文献:超訳 孫氏の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール

 


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