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自分の正しさだけを当てはめたくなるとき

私の場合

何かに困ったり
行き詰まったり
悲しんだりしているとき
もともと狭い自分の正しさのフレームが
加速度を増してグッと狭くなる
いわゆる数ある選択肢を極限まで減らす
早く、早く、この苦しさから逃げ出したい
傷つくのがイヤだ、離れたいからだ

ゆえに
そういう状況に指先が届いた時点から
複数の選択肢があったっとしても、よそ見をせずに選ぶ答えは既に決まっている
話を聞いて涙してくれる友人がいたとしても
的確な助言をくれる仲間がいたとしても
私自身がその対話に納得していたとしても
自分のことに人の意見は当てはめない
当てはめたくない

私自身、相手の足りない部分を
私の何かで満たそうとは思わないからだ

だから
自分の狭い正しさだけを頼りにして
色んな関係を自ら絶ちきって
相手の言い分は絶対に聞かずに
ここまで生きてきた
相手を受け入れ、助けてもらう強さがないから

今思うこと
誰にも頼らず、惑わされず、生き抜くことは
とても寂しい
でも、私はこの先もこうして生きていく
自分の生き方や命から目を離さずに生きていく
それしかない
そういう風にしか生きられない
ただそれだけ

堪らなく寂しくて、辛くて
自分ではどうにもならない何かを
逃げて終わらせることはあったとしても
自分の命を終わらせて完成させることは
私はしないだけ
それしかできないから

今も
私は強くそう思っているし
ひょっとしたら
他人にもそれを願っているかもしれない
願うだけなら...いいよね

押忍