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SXSWにおけるInclusive experience

Trade Show展示の終わった次の日1日で、多くの体験ができました。もちろん、講演やライブ、映画などコンテンツそのものもそうなんですが、SXSWにおけるインクルーシブエクスペリエンスを感じる機会でもありました。

まず、講演を聞きに行こうとHiltonを歩いていたところ、

こんな小さい子(ちゃんとバッジは子どものものだったので最年少では?)がお母さんと講演会場に向かって歩いていました。お母さんは更に赤ちゃんを抱っこしながらでした。

すれ違う人たちは、お母さんに微笑みかけたり、子どもに声をかけたり。その空気感がとても心地よいなと感じました。神聖な場だから議会に連れてくるなと言いながら、神聖な場で寝てるような人が政治を担う日本とは偉い違いですね。

もちろん企業内ではそうしたインクルーシブな姿勢が評価されたり、企業のPRに積極的に使われることから変に演じているところもあると思いますが、ここで起こっていることは自然な人の振る舞いであり、子どもやそのお母さん(お父さんでは無かったけど)を応援する雰囲気が素晴らしかった。

僕は、この将来有望な男の子にHigh-Fiveしてもらいました。直接的な言葉でしか讃えられなかったけど、こういう時にもっとスマートな言葉が出てくるように英語を知っておかないとと思いました。彼にとってもこの場での経験が今後の人生に意味を持つことを祈りながら。


講演をいくつか聞いた後、ライブを見に行きました。講演の内容をのんびり音楽を聞きながら整理するプロセスもまた意外と効率的であり、文化的な体験でそれがオフィシャルというのもSXSWならではです。

ライブが始まったら、右側にパフォーマンスをする人が。最初はダンサーなのかと思いましたが、それにしてはステージの端過ぎるし、よくよく見てると歌詞を手話で表現していると分かりました(厳密に手話かは分からないが)。

また、メインのパフォーマンスよりもそっちに興味が行ってしまいました。体ではリズムを表現していて、アーティストのビジュアル的な表現と併せて音を聞き取ることが苦手な人でも、楽しめる場であり、私は動画に収めることで擬似的にその環境を作り出し体験してみましたがCoolでした。

NHKのニュースなどで手話をみせることがありますけど、こうしたライブでもあるんですかね。


講演などでは感じることのできない体験があった素晴らしい一日でした。この日、ライブ会場まではLyftのスクーターで移動したのですが、↓にも書いたBose Framesの最もよい使い方は、

日差しの強い時に、目的地をスマホで設定して、Bose Framesで音声案内を聞くということだと分かりました。これもBoseが考えてたらすごいですね。スクーターにはスマホを取り付けるホルダーが無いので、結構途中で止まってスマホ見てる人もいました。Apple Podsで音声アナウンスを聞いている人も多かったようですけど。

色々感じたSXSW関連の出張も終わりました。

さてさて、日本に帰りますか。



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