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ギタリストTom Quayleが動画投稿で使用している撮影機材

こんにちはToshikiです。
ギター好きの皆様はフュージョンギタリストTom Quayleの事はもちろんご存知かと思います。

あまり知られていないのですが実はTom Quayle
動画撮影とカメラとパソコンについてめちゃくちゃ詳しい。

以前Ibanezのセミナーで翻訳をさせて頂いた時、僕とTomの会話はほとんど
カメラ機材、ライティングテクニック、台本の書き方、プレゼン方法、編集など、SNS動画に関する濃い内容ばかりでした。

記事の初めにはめ込んだIbanez WH10V3の動画はTom本人が撮影&編集。

さらにこの動画では膝の上に置いたiPhoneをマウスにしてカーソルを操作しAXE FXIIIの中身を案内するなどめちゃくちゃコアな使い方もしています。

そんなTomが現在使っている最新の撮影機材をInstagramにアップロード。

今回のnoteではこの画像の機材は何なのか?を1個ずつ説明していこうと思います。

今回の記事は映像機器が専門外だけどTomの事は好きで何を使っているか気になる!という方に向けて書いた記事になります。
カメラの専門的すぎる知識についてはかなり抑えて記事を書かせて頂きます為、機材の詳細についてはかなり大雑把な部分が多いです。

カメラ本体

Sony a7IIIを2台

写真と動画両方を撮る事にバランスよく特化した
Sonyミラーレスカメラのスタンダードモデル。
僕も現在はメインでこのカメラを使っています。
2020年には最新版のa7IVが発表されると噂されていますが
これからa7IIIを購入するのも全然アリです。

以前はPanasonic G7を使用

自分も以前はPanasonicのミラーレスGH5を使用していたのでPanasonicのカメラも動画投稿する人たちの選択肢としておすすめしています。

使用レンズ

Sigma 単焦点 24mm F1.4

ギターと顔を両方全体的に広くバランス良く写す為に使っていると思われます。
Sigmaのレンズは撮った時の色味が素晴らしいです。
シネマティックな写真や動画を目指している方にはおすすめなのでチャンスがあれば試してみてください!

Sony FE 50mm F1.8

手元や機材のアップを取る為に使っていると思われます。
わずか3万円ほどで買える安いレンズで手に入りやすく機材や手元をくっきり写したい人におすすめ!

Atomos Ninja V 2台

さてここでオタク向けの機材が登場。外部出力モニター・レコーダーです。
バリアングル液晶がないSonyを使用していると、自分を写すための自撮りモニターと思われますが対応しているカメラに搭載する事で以下の事ができる様になります。

1: カメラの持っている画質やビットレートを上げることができる。
2: Ninja V本体に取り付けたSSDに撮影中の動画を保存。
3: 編集時に使用する予定の色プリセット(LUT)を撮影時に読み込み撮影のレファレンスとして使用可能
4: 波形モニター、ゼブラ、フォーカスピーキング、など撮影のアシストしてくれる機能を大きな画面で表示。
5: ミラーレスカメラの動画記録制限30分を解除。
6: Atomos社が発売している他のユニットで拡張して様々な機能を追加可能。

などなどざっくり書きましたが要約すると
ミラーレスカメラの撮影レベルを底上げできるドーピング機材。
Tomの使い方の予想ですがおそらくマルチアングル撮影を使うので「シンクモジュール」をAtomosに拡張していると思います。

複数台のカメラを使って撮影するマルチカメラ撮影では割と様々な問題が出てきます。そこでシンクモジュールを使い複数のAtomosモニターを一度に操作して同期。音ズレ問題などが一気に解消するので編集時間を大幅に短縮する事ができます。

オーディオインターフェース

Universal Audio Apollo Twin USB DUO

レコーディングスタジオなどに置いてある専門的なプリアンプ機材などを
本物に近いクオリティで再現&使用できるユニゾンテクノロジーを搭載
ギターや声の音をただ撮るだけじゃなくスタジオクオリティーに近い素晴らしい音質にしています。マジでTomの動画のエアー感は素晴らしい。

Presonus Studio 192 Interface

こちらもオーディオインターフェース。
本人はPresonusのStudio OneをメインのDAWとして使用している為おそらく相性が良かったり以前やっていたGuitar Hourの時にゲストを数名呼んで撮影する時に使用していると思われます。 大学時代に持っている友達の家で繋いでいましたがこれもかなり綺麗に音が撮れるので使う理由がわかります(笑)

最初から機材が整っていたわけではない!

ここまで読んだ後だと「いいなぁ、カメラや機材が揃っているとできるんだよなぁ」と思う人もいますが、もちろんTomもここまで機材が揃った環境でスタートしたわけではありません。本人の人生を大幅に変えることになったYouTubeの古い動画やGuitar Idol参加後の動画を見て分かりますが最初はこんな感じのスタートです。

製品レビューから分かるのがライトは大事だと意識して照明をたいていた事。

機材が有ると確かに大きなステップアップになって見え方も変わりますが「動画を投稿する」というステップはこの時から誰でもできました。

10年以上前のネットを知っている僕と同年代の方々だったらおそらくニコニコ動画に入り浸っていたと思います。あの当時の演奏動画で有名になった人達の一部には現在プロで活躍する人達もちろんいます。とにかくどんな形でも良いので投稿しましょう。投稿したことで未来を変えることもできます。

最後まで読んでくれてありがとうございました!
最近更新する暇がなかったのですがまた再開していけたらと思います!

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