風景と風景写真について考える vol.3
第3回目となる今回は、何名かの写真家の仕事を振り返りながら、彼らが自然をどう見ていたのかについて考えてみます。写真発明以前から、人は自然をずっと観察してきましたから、自然をモチーフに多くの絵画も生み出されてきました。その時代の人々が自然をどのように見ていたのか。その足跡を辿ってみると、風景とは何なのか、風景写真とはどういうことなのかが、朧げながらも、見えてくるかもしれません。
ここから先は
1,767字
いつも応援ありがとうございます。いただいたサポートは、写真家中西敏貴のさらなる飛躍のため、取材費として使わせていただき、その成果をかならずやフィードバックさせていただきます。ご協力をお願いします。