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『丸の内プラチナ大学 逆参勤交代コース 北九州市フィールドワーク』~2日目・黒崎~

北九州市 2050まちづくりビジョン note事務局の黒崎地区担当です。
 『丸の内プラチナ大学 逆参勤交代コース 北九州市フィールドワーク』 が令和4年12月16日~18日、北九州市の小倉地区と黒崎地区で開催されました。
今回は、2日目・黒崎地区のフィールドワークの様子をご紹介します。

『逆参勤交代』とは・・・
地方での期間限定型のワ―ケーションです。地域の方とのコミュニケーションを通して本市の潜在的価値や課題を発見し、自分ゴトとして解決方法の提案を行い、働き方改革と地方創生の実現を目指すもの。受講生は、企業、NPO法人、研究者の方など、12名の様々なジャンルの方々です。
1日目小倉地区のフィールドワークの様子はこちら

①  黒崎商店街からフィールドワークスタート

JR小倉駅から黒崎駅に移動。駅前ペデストリアンデッキに降り立ち、一同、黒崎商店街に向かいました。
黒崎地区はかつて宿場町として栄え、1901年に官営八幡製鐵所が操業を開始して発展してきた市西部の中心的なまちです。
黒崎商店街は複数の商店街等で構成され、駅前からアーケードが扇状に広がっています。
生鮮食品や生活雑貨のほか、カフェ、居酒屋などの店が軒を連ねています。

②  寿通り商店街 「商店街のリノベーション」をテーマに意見交換
寿通り商店街にある空き店舗をリノベーションし、自ら飲食店を営み、実際に商店街に仲間入りをされた方からこれまでの取組についてお話していただきました。
商店街組合の方から相談を持ち掛けられ、商店街に関わるようになったきっかけ、カウンターのある小さな店舗からの創業、空き店舗の大家さんとの協力関係など、シャッター街がリノベーションによって変わっていくまちの様子を伺いました。

③  ガラス細工に挑戦
寿通り商店街のなかにある、「がらす工房」でガラス細工を体験しました。ここでは、こどもたちが実際のお店の営業を体験するイベント「黒崎こども商店街」が開催されています。食べ物屋、販売店、銀行員など、さまざまな職業が体験でき、大人の仕事に実際に携わってみることで主体性や協調性を学び、こどもたちの夢を育てています。


④ 「黒崎のまちづくり」をテーマに地域の方と意見交換

黒崎のまちでそれぞれの立場で取組みをされている5名の方からお話を伺い、まちづくりをテーマに意見交換を行いました。 地域住民、企業、各種団体等を中心に組織された副都心黒崎開発推進会議の取組、不動産の価値向上、商店街の取組、まちを活用した人材育成、地域住民、事業者など協働によるサードプレイスとしてのまちづくり、仲間づくりなど多岐にわたる経験談の後、2グループに分かれて意見交換が行われました。


⑤ 民間開発事業者による黒崎のまちづくり

地元の民間開発事業者の方々から地域の課題に対する不動産事業を通じた取組やこれから黒崎のまちで進める予定のプロジェクトなどについてお話をいただきました。
参加者からは、黒崎の日常の「暮らし」や外部人材の活用などについて、質問があり、意見交換が行われました。

⑥ 最後は、~日本新三大夜景 皿倉山~

意見交換後、北九州市の魅力を知っていただくため、日本新三大夜景である皿倉山の夜景を見に行きました。 当日は吹雪が舞うあいにくの天候でしたが、一行はロープウェイで山頂まで登り、「100億ドルの夜景」を楽しんでいただきました。 皿倉山は、全国の夜景愛好家からなる非営利団体「日本新三大夜景・夜景100選事務局」から「高塔山」、「足立公園」、「門司港レトロ展望室」、「小倉イルミネーション」、「戸畑祇園大山笠」の夜景遺産とともに「日本新三大夜景」に選定されています。 是非お越しください。


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