そうだ、脱プラしよう。~プラスチックフリージュライとの出会い~

TOSHIKIです。今日は突然始めた脱プラ生活について、なぜそういう思考にいたったのか、経緯などをお伝えできればと思います。

私は昔から割と自然の風景とか、そういったものを見たり感じたりするのが好きなほうで、自然に生きている綺麗なものを見ると心が癒されたりすることもあって、BBC EARTHやナショナルジオグラフィックなどのネイチャードキュメンタル系の番組も好きで、時々見ては今地球上で起きている、普段目には見えない変化などに、将来を憂いたりすることもあったりもします。
でも、自身の日々の生活・・・主に仕事ですが、そういうのに追われていると、なかなか目の前のことだけで精いっぱいで、脱プラだのエコだのサステナブルだの、そういうことを考える余裕がないまま生活をしている状態でした。
でも、以前からそういう取り組みをしていないわけではありませんでした。
例えば、今年に入ってから家じゅうの洗剤をココナツ洗剤に置き換えました。

理由は、冬場に手が乾燥して洗剤負けすることがよくあるので、少しでも肌への負担を減らしたい(手袋しなよとか、今はとりあえず言わないでね。)というきっかけではあったものの、ふと、「なんで洗剤って食器用、洗濯用、掃除用、ばらばらなんだろう?集約出来たら楽でいいのにな、容器も減るのにな・・・」と、考えていたところ、そういう用途の洗剤を調べたら最初に行きついたのがココナツ洗剤でした。
するとどうでしょう、なんか環境への負荷のこともしっかり考えて作られているじゃないか、よし、試しに使ってみよう。と、いうのが始まりで使い始めました。
ココナツ洗剤自体のレビューはまたの機会に詳しく書きます。
入浴時のせっけんなどもできるだけ天然成分で肌への負担が少ないものを使うなど、もともとその辺は昔からこだわったりもしていた部分もありましたが、まぁ極論、それくらいしかやっていなかったというところはあります。
あくまで自分中心と言いますか、自分に優しい生活を考えていたわけですね。

そんな中、今年の7月にプラスチックフリージュライという取り組みのことを知りました。
知ったきっかけは、3月に引っ越して一人暮らしを再開し、4月に転職して3か月がたち、大阪に戻ってきてようやく自分の暮らしへと回帰する中で、もともと昨年末からミニマルライフに取り組み始めていたこともあり、ものを減らしたり収納をうまく活用するためにアイテムを選定したりしていく中で、そこにはどうしてもエコやサステナブルなどの言葉が付随してくるんですね。
とくに「ものを減らす」→「ごみを減らす」というところに結び付くわけですが、いろんな収納の仕方をYouTubeで見聞きしていたときに、偶然おすすめ動画にプラスチックフリージュライの関連動画があったので、観てみたわけです。
私もゴミの分別やリサイクルなど、最低限気を遣うようにはしていましたが、プラスチックゴミが地球環境に負荷をかけている、それを少しでも減らさないとと警鐘を鳴らす方が多いことを知り、一通り観たあとで公式サイトも閲覧しました。

ちなみにプラスチックフリージュライとは、公式サイトから引用すると、
>>Plastic Free July【プラスチック フリー ジュライ】とは 、使い捨てプラスチックの消費をゼロ、又は削減して生活を送る7月1ヶ月間の参加型エコチャレンジです。

この参加型エコチャレンジは、2011年にオーストラリアでレベッカ・プリンスルイズさんによってはじめられた活動です。

当初40名ほどから始まったこの活動は、2021年には世界中から約1億4,000万人の人々が参加表明を出し、約3億100万個もの使い捨てプラスチックの削減に貢献するほどのグローバルムーブメントとなりました。

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と、いうイベントで、ずいぶん前から発信されていたようですが、やはりそこまでの意識がなかったのでまったくもって知りませんでした。
それからというもの、関連する取り組みや活動を調べていると、「マイクロプラスチックストーリー」というオンライン映画があることを知り、プラスチックフリージュライに絡めてちょうど7月に視聴機会があったため、申し込み視聴しました。
プラスチックが人間の生活を豊かにしてきた一方で、自然に還らない成分があだとなりそれらのゴミが海に流れ、生態系にまで影響を及ぼし、いずれはプラごみの量が魚の数を超える予測までされているというショックな現状を知り、少しでもなんとかできないものかと考えるようになったのが、脱プラ思考に至ったきっかけです。
当然すべてを一気に置き換えることは不可能なので、思いつくところ、できるところから少しずつ変えていこう、まずは自分の生活の中からやっていこうと、取り組みを始めています。
自分に優しいだけじゃなく、地球にやさしい生き方がしたいと思うようになったわけです。
元々去年から体の健康のことを考える暮らしにシフトしはじめていたこともあり、脱プラやエシカルライフなんかも、そういった考えと結びつくところもあったりして、ますます理にかなっているなと感じる場面もあり、今は自分の中では転換期にいるのでなかなか置き換える作業は大変ですが、楽しみながらやっています。
置き換えなので、やはり初期コストがどうしてもかかるため、そこは大変です。しかも今ストックしているプラ製品を、はいさよならとすべて捨てるわけにもいかない。
でも、すぐに手を加えられるところからでも始めていけば、長い目で見ればごみの排出量も減らしていけると思うので、日々の暮らしに寄り添いながら少しずつ地球にやさしい暮らしにシフトしていけたらなと考えています。

次回は自分の暮らしの中の、今の課題についてまとめてみたいと思います。
長文でしたが、ここまで読んでいただけた方は、きっと何かしら共感できた人の数のほうが多いと信じています。ありがとうございました。

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