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当たり前のことができない、寧ろやろうとしない国のセキュリティの脆弱性

 未だにオールド企業や公共機関との取引においては、重要書類をzip形式で圧縮し、そのパスワードを別のメールで平文で送信するという不合理な慣行が存在する。

 これセキュリティ面で全く意味をなさないことは理解されているのだろうか?平文のパスワードは容易に傍受される。パスワードはTelegramのようなエンドツーエンドの暗号化メッセンジャーで送信すべきだし、zipファイル自体も高度な暗号化アルゴリズム(AES-256など)を用いることで安全性を確保するべきである。

 現に私も前の会社で働いていた頃にパスワードは別のメールで送れとだけ言われ言われるがままに送っていたが、全く意味のない慣行をなぜ正当化して当然の慣行のように教え込むのだろうか。だから、重大なセキュリティインシデントを引き起こすのである。

 このように単なるコーポレートガバナンスの問題はこの国ではあっても気づかないふりをすることが多い。
例えば、、

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