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3年ぶりの“無制限”ハロウィンに思うこと

昨日、惨憺たるニュースが流れてきた。韓国梨泰院での雑踏事故である。死者は約150名にのぼるという。梨泰院のハロウィンは凄いとは聞いてはいたが、日本の渋谷を上回る人口密度だったのは驚きだ。もともと、梨泰院は渋谷より狭い路地が多い為、まぁ人口密度が自然と高まるのはわかっていたことではある。

ただ、150名も亡くなるとは誰も想像もしていなかっただろう。とても悲惨である。
しかし、もっと驚くべきなのは隣国である韓国でこんな事が起きた次の日も渋谷はハロウィンの人で溢れかえっていた事である。

この“渋谷ハロウィン”は、去年一昨年はコロナで落ち着いてはいたらしいが3年前などは規制がかけられてたのにも関わらずそこそこの人がいたらしい。そして、今回はコロナ明け初の“無制限”ハロウィンであり、2年間の反発でかなり人が多かったらしい。

渋谷区は税金を1億円投入し、あらゆる対策を行なっているらしいがなんかどれもそんな効果があるような対策ではない。これでは、梨泰院の二の舞になるのも時間の問題だろう。3,4年前はトラックを横転させその上で踊っていた男性が逮捕された。飲酒してテンションが上がると、こういったことになってしまう。そしてセンター街などの飲食店にとっては迷惑でしかない。

僕はこの時期だけでも“有料ゾーン”を設けて街のモードを変化させお祭りとして対処し、入り口でセキュリティチェックなどをするべきだろうと思うのだ。

そうすると、街の安全と街の財源も確保できる。一石二鳥である。ハロウィーン市場は毎年1200億円を超える規模でありバレンタインを圧倒しているイベントでもある。このイベントは悪でもあり善でもあるのだ。

言うまでもなく、その影にはSNSがある。バレンタインデーなどに比べると、SNSでリア充アピールできるというのが、ウケているのだろう。余裕でまだまだ拡大することが見込まれる。梨泰院の二の舞にならずに、二匹目のドジョウを狙いたいところだ。


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