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スマホ1台で年間100億稼ぐ人が沢山潜む時代

先日オンラインでとあるデジタル戦略のシンポジウムに参加した。そこで話あわれていたのが10年後のスマホ社会である。オフィスも要らない、社員も要らない、社長も要らない。スマホさえあれば経済が回る。こういう社会だ。

僕はこんな話を30分ほど聞いて、今更何を言ってるんだろうと思った。10年後でなくとももう今既にあらゆる開発者が血の滲む努力によってスマホアプリのワンタップをできるだけ省略させて快適なUI/UXを実現させている。つまりスマホさえあれば何でもできる時代にもう突入しているのだ。

スマホ1台さえあればどんな馬鹿でも年間1,000万程なら稼げるし、どんな山奥にいても田舎にいてもある程度稼げる時代になったのだ。

中国がそんな社会を示す象徴的な例だ。
中国ではスマホ1台で個人事業主として年間100億円を稼ぐ人が大量にいる。これはよくあるイーサリアムなどの仮想通貨に投資しているわけではない。事業をしてこれほどの金額を稼いでいるのだ。

まぁ別に驚くことでもない。ここ日本ではお金持ち=会社経営、社長みたいなイメージがあるが、実際のところはそうではない。経営者や社長にならなくても金持ちは山ほどいる。なんなら経営者や社長は効率悪い時代になってきた。何故ならば経営者になると色々やらないといけない業務が加速度的に増え面倒くさいからだ。

スマホ一台で稼げる時代に経営者になるのは結構効率悪い。こういう考えの人がスマホの普及とともに中国では増え続け中国の経済をささえている。まぁ非常に賢い考え方ではある。

世の中には様々な職業がある。その中で人間はどのように今の職業を選んでいるだろうか。おそらく多くの人間は何も考えずとりあえず自分ができそうな目の前の職業についているだろう。これと一緒でスマホが普及したのであればスマホでできる目の前の仕事をしたら良いのだ。

例えば、誰でもできるところでいうと競取りとかは有名どころだ。海外の卸売サイトより何か自分が得意そうな服だったら服、CDだったらCDを買い付けメルカリやヤフオクで売れば、まぁ小遣い稼ぎ程度にはなる。それをエクスパンドしていったら良いだけの話だ。

目の前の誰でもできる仕事がスマホにあるのに世の中の大半の人間は手と足を使って働きに行く。
単純労働をしたがるのだ。そして給料が低い、有給が取れない。みたいな文句を日常で口にしている。そもそも収入を勤めている会社に依存させている地点でよくわからない。

逆に言えば、そういうスマホの素晴らしさに気づいていない人が日本では多いため気づいている人は青天井で稼げるのだ。ブルーオーシャンである。これが10年後になるとなかなか難しくなるだろう。だから今なのだ。なんならもう遅いくらいだ。どんどん新しいプラットフォームができてくるがサービスが多様化してる一方でネタも尽きてきているのは否めない。

だからこそ中国人を見習ってやるなら““である。




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