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グローバルスタンダードと行動の推進力

今は随分マシになってきたが、日本で仕事をしていると「スーツを着て名刺を渡してしっかりとした角度まで頭を下げて挨拶をしろ」というような雰囲気をどこらしらから感じる。それに今はマスクもしろ!も付け加えられるのだ。

僕はこういう雰囲気を少しでも感じるとかなり面倒くさいなぁと思うのだ。それは何故か?
グローバルスタンダードで考える。韓国や中国で仕事をしていると先方はスーツを着ていないどころか、名刺さえ忘れることが頻繁にある。だからもう僕もスーツは絶対着ていかないし、名刺も意図的に持っていかないことがある。

大学学部時代にロサンゼルスのベンチャー企業でインターンをしていた時も同じで、インターン生ではあるが名刺なんて渡されたこともないし、渡したこともない。

それに彼らはもう今マスクもしていないだろう。
マスクについての言及はもうわかりきってるので避けるが、そもそも今の時代スーツと紙名刺の必要性はあるのかかなり疑問に思うのだ。相手の情報なんてアポイントを取ってる地点で時間を無駄にしたくないからかなりリサーチしている。そしてスーツなんか動きにくいしわざわざネクタイを締めるという作業も面倒くさい。

それなのに日本人はそれをしっかりこなして、そのこなしようによって人を判断する。だから“行動の推進力”がかなり低い。日本人はこのように細かいことを気にしすぎて、行動が前に進まないのだ。

実際に仕事をしていても一目瞭然である。日本の先方とやりとりする際は本当に細かいやり取りが必要で前に進まない。そのくせに、「今日の予定延期したい」などとドタキャンまでしてくる。海外では推進力が本当に早いため、ドタキャンなんてもってのほかだ。2〜3日あればもう明日にもスタートできる所まで話が進む。何故日本人もこうできないのか僕にはわからないのだ。

さらには、日本ではよくわからない人の判断基準がある。それは先程少し触れたがスーツの着方やメールや電話の丁寧さ長さなど、なんか行動が遅くなる事ほど評価される。海外ではそんな事はある程度の大学の院まで出ていたらスルーだ。逆に言えばグローバルスタンダードである院卒という学歴でかなりカバーできるのだ。

そもそもこのようなグローバルスタンダードに合わせた判断基準が日本人にないのがよくわからない。勿論、日本人の中にもできている人はいる。皆んなが皆んなできていないわけではないが、そう言う環境が少ないため必然と自分の仕事への意志が海外に向く。そんな面倒くさい、まるで推進力がない人や会社とはやり取りすらしたくないのだ。




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