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思い込み・解釈(ビジネス編)

おつかれさまです

こんなボクですが、金融機関で約30年近く管理職をしていました

毎日のように管下の後輩くんが、相談にきます

「ちょっと良いですか?」
こう言う時はあまり良く無い相談事です

「本社がこんな条件を言ってきたんですけど
 お客さんは飲んでいただけません」

あるいは

「お客さんが怒ってるみたいなんですが
 対応してもらえますか?」

では、これって どう思われますか?

彼も前の晩 寝る前から、心穏やかではなかったのだと思います

気の毒です

ひとつ目の「本社が付けてきた条件」
ふたつ目の「怒ってるみたい」

で、どちらのケースでも
ボクはこう質問して見ます

「この件って、お客さんに何をどう伝えて
 お客さんは何とおっしゃってるの?」

往々にして
後輩くんは沈黙します

なぜなら全て彼の考えた「解釈」だからです

・こんな条件 お客さんサイドにとって
デメリットもしくは不利な条件は、今までの経験で飲む確率が低い
そして自分の営業成績に影響してしまう

・電話であんなに不機嫌な対応や口ぶりから
たぶん、ご不満が鬱積してお怒りで、アポイントもいただけない
そして自分の営業成績に影響してしまう

つまり
お客さんに何も伝えていないで
自分の「解釈」を展開し「事実」がどうなのか?を見ようとしていない

「事実」を確認してから「対処法」を考えるべきなのです
自分の「解釈」それは「思い込み」でもあります
スタートの方向がズレてるのに、対応策は効果ありません

「事実」を確認して「解釈」を深め「意見」を踏まえて対応策を練る

先入観は時として判断を誤ります

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