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【課題解決】中小製造業の技術経営 企業の戦略意図 

1.今回の講義

今回は、東京理科大学 MOTにおける 産業分析に関連する講義から、「企業の戦略意図」ついてご紹介します。

2.講義の概略

内容は、
①「特許の出願状況」から、将来、何を狙っているのかがわかる。

②「組織を確認」すると組織に隠された企業の戦略意図がわかる。

③ビジネスモデルで考えることが大事。「統合報告書も併せて確認」すること。

でした。

3.自分の経験から

「特許の出願状況」は、顧客の過去の出願特許から、どの技術に関心があるのか推定し、共同開発に持ち込んだことがありましたが、「組織を確認」して企業の戦略意図を考えたことはありませんでした。

<参考>


また、「統合報告書と合わせて確認」については、株主総会での説明資料は、よく見ていましたが、統合報告書は作成は任意であり、以前は環境関連の情報が多かったこともあって、ほとんど見ていませんでした。

4.気づき

「組織から戦略の意図が見える」、なるほど注力したい事業部のトップには、エースを配置するでしょう。

さらに、そのエースの経歴も戦略の意図の、参考になります。

5.活用できそうなこと

「特許の出願状況」、「組織」、「統合報告書」 の情報を確認し、戦略意図を読み取ることをおススメします。

「統合報告書も併せて確認」については、今は、各社、統合報告書にも力を入れているようで、以前に比べると非常に参考になり、特に、事業セグメント情報についてはわかりやすく記載していることが多いです。

今回は、東京理科大学 MOTにおける 産業分析に関連する講義から、「企業の戦略意図」についてご紹介しました。

尚、その他にも、この分野においての実践的なノウハウを投稿しています。


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