キダタロー死去

先日、なにわのモーツァルトことキダタローさんが死去されました。彼のことの何を知っているかと言えば、ほとんど芸能人、関西のオモロいこと言うオッチャン、おじいちゃんとしてですが、CMソングやバラエティのテーマ曲などでも活躍されておりました。
かに道楽のとれとれぴちぴちかに料理やラブアタックのテーマソングなんかを作られていました。ラブアタックは、上岡龍太郎と横山ノック、和田アキ子が司会の美女に素人男性がゲームにトライし勝ち抜いた人が告白できるというバラエティ番組ですが、私のうろ覚えの記憶では、ラブアタックのテーマはスタジオで指揮されていたような…
またかに道楽の曲を私の知人が、凍れ凍れピキピキかき氷、だと思っていたという話がありました。まあ、キダタローとは関係ないないですが。
今回、ウィキを見たところ、出前一丁の曲を作曲されていた、と書かれていて驚きました。出前一丁と言えば大瀧詠一だったので、あの大瀧詠一が実はカバーしていたということをこんなタイミングで知るとは思いませんでした。
キダタローに関して誰がなにわのモーツァルトと呼び始めたのかは知らないのですが、音楽の実績以上にあの髪型によりそのあだ名がつけられるようになったと思っていたのですが、音楽家としての実績もなかなかなものでした。まあ、もちろんモーツァルトと比べるべくもないのですが。
ただキダタローはやしきたかじんや円広志などに通じる関西特殊芸能人の重鎮みたいは存在だったと思うので、そういった存在が今、関西にどれだけおられるのか。私も関西を離れてもう30年以上になるので、関西文化が今、どんな感じなのかわからないのですが、キダタローはかつての関西の独特の文化を体現されていた人だとは思うので本当に惜しい人を亡くしたと思います。

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